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【前のめりでスキップ】2017年5月22~28日:爽やかすぎ晴天、日焼けが怖いモグラ

※【前のめりでスキップ(ロンドン日報)】かなりせっかちで前のめり。急がば周れないばかりか、地団駄踏んで転んでる。プリプリ怒って日が暮れる。そんなハナコのロンドン暮らしの日報、書いた分ずつちょこちょこ更新します。あまりロンドンぽくなくてすいません。

■2017年5月22日(月)爽やかすぎる晴天
子どものころから朝が弱い。だから毎日午前中はポンコツすぎて使い物にならないのだが、1日は瞬く間に過ぎるのでそれでは能率が悪すぎる。この長年の懸案をどうにかしたいと昨日散々考えて、「早寝早起きのため、毎晩11時就寝(厳守)」と一大決心したのだが、ああなのに、今何時かって? 朝4時半。昨日から寝てないの。さっき昨日の夜10時だったのに、原稿書いてたら5時間半経ってた。ちなみに夕飯も食べてない。今から夕飯食べて寝る。つまり「今日の午前中」が私には存在しないことはすでに決定。そんな風に半日ずつズレて、来週ぐらいには「早寝早起きのヒト」になれたりしないだろうか?…と思ったりしつつも、この手の一大決心とあっという間の挫折を、実はここ10年ぐらい数億回繰り返している。「爽快な朝」は私には永遠に来ない気がする。私が長澤まさみになれないぐらいのと同じぐらいの確立で来ない気がする。

※追伸:長澤まさみになれたら、爽快な朝なんて来なくてもいいとも思う。

そして6時間後に力をふりしぼって午前11時に起床。もうすぐ昼。分かっているけど1日が半分終わりかけていることに絶望する。徹夜後の仕事終えたサッパリ感の後にすぐさま絶望って、達成感が何の意味もなかったってこと?とか思ってたらもう午後2時半。絶望に加え冷や汗。

本日外はロンドンとは思えぬ快晴。たぶん世の中的には「爽快な昼」。「気持ちよさそう」とか思う前に「日焼けが怖い」が先に来るから、“美人すぎる友人(元同居人の日本人)”につけられたあだ名は「モグラ」。的を得ている。

■2017年5月23日(火)晴れ→どんより
現在8時間時差のある日本からの連絡を待っていたので、ほぼ眠らず朝になった。つまり本日も「午前中ポンコツ」を引きずってしまった。普通の人だったら胃が痛くなりそうな濃度のコーヒーを飲んでもシャキッとしない。私は身体は割と弱いのに胃だけは強い。だから痩せない。「胃が弱くって…あまり食べられないの」とか言いそうな細面の美人に憧れる。その昔、小林麻美という細~い女優さんがいたが、ああいうタイプには生涯なれないしならないんだろうなあと小学生時代から分かっていた気がする。そしてやっぱりなれなかった。そういう美人は朝も弱そうだけど、小林麻美の「朝弱い」は許される気がするが、私の「朝弱い」は許されない気がする。今調べてたら小林麻美って所属事務所のシャチョーと結婚してゲーノー界いなくなったんだね。と思ったら、昨年「ku:nel」の表紙&連載で復帰したんだ。そうか、「ku:nel」か…。

■2017年5月24日(水)真夏のような晴天
暑い。朝からピーカンに晴れている。ロンドンじゃないみたいに明るくて暑くて晴れやかな1日。どんより寒い天候に嫌気がさしているイギリス人にとって、「晴れている日」と「気温が高い日」は「嬉しい日」と同義語。だからこんな日は「えっ?水着!?」みたいなカッコで街中を歩いている人が続出する。しかし私は日本生まれの日本育ち。暑い夏はなんじゅーねんも経験済み。だからせっかく「寒くて暗めの国」に来たんだから、ずっと寒くて暗くていいんだけど。「暑いのキライ」とイギリス人に言うと、イギリス人に本気で仰天された上に「変人なの?」と真顔で聞かれる。来たばかりのころは「仰天されること」に仰天したものだけど、もう今は慣れたから「はいはい、変人で結構です」とサクッとスル―。

暑い日嫌いだから1日機嫌が悪い。朝が辛い上に暑いから、さらに朝のポンコツ度が半端ない。うだうだ仕事してやっと日差しが弱くなったころ、もそもそと外に出てジョギング。この2年、ケンコーのために走っている。辛い。心底辛い。でも効果は感じてるので走ってる。

暑いの嫌だけど日焼けも嫌、イギリス人じゃないから露出も嫌。だからどんなに暑くてもジョギング中は長袖長ズボン。今日は冬仕様の黒い厚手のレギンスだったから、向かいから歩いてきた「水着姿」のお嬢さんに「何者?」と振り返られ眉をしかめられた。でも全然平気。そのぐらいは神経太くなってます。

■2017年5月25日(木)真夏のような晴天その2
暑い。朝から照りつける太陽。朝起きた途端窓をあけないといられないぐらい暑い。そんな日はイギリスでは年間数日しかないが、今日は「そんな日」らしい。

今日は1日外出日。朝から化粧したりして準備。家中の気温がどんどん上昇しているのが分かる。狭い家(フラット。日本的にはマンション)だから全部屋の窓を1つずつあければ(=作業時間1分)あっという間に空気が通るのに、「時間がないから」と面倒くさがって寝室だけ窓をあけてそこで準備している。じっとり汗かくから化粧がしてるそばから崩れる。1分をはしょって、丸1日持たせなきゃならない化粧を台無しに。「バカ…」とつぶやいても時間がないから、ドロッとした顔のまま外出。1日ツラい。

今日も「水着みたいな」フザけたカッコの人たちで溢れている。今日はロンドンのど真ん中にいるので、「水着」も地元より華やかかだ。交差点で立ち止まって薄目で見回すと、陽炎のむこうにレースのカーテンがひらひら揺れてるみたいにみえる。そんな「レースみたいな水着」の群像に負けず、今日も長袖長ズボンで街を歩くワタクシ。化粧はどんどん崩れるが、自分優先順位は「肌を露出するのが嫌>化粧崩れるのが嫌」らしい。「早く冬が舞い戻ってこないかな」と口に出して言ってみるが、そんなこと思ってるのは半径100キロでワタクシだけかもしれない。

■2017年5月26日(金)真夏のような晴天その3

普段地中に深く潜っているモグラにしては珍しく、今日も夕方から外出だ。実は昨日とまったく同じ洋服なことは誰も知らない。いや、実は旦那のヒトは見ているが絶対気付かないし気づいても別にいい。日本からオサレなお方がいらしたので、パブで食事。オレンジ色のワンピースがマ●メコッ●。ああ、素敵! 私ユニクロと古着(1ポンド=140円ぐらい)…すいません。晴天3日ともなると、世の中は「水着」になれてきて、水着を超えて「トイレにぴろっとかかってるレースのカーテン」レベルのスケスケ。もはやただの布。そんな裸族に近い”布族”の中、私は今日も長袖長ズボン。初志貫徹。

■2017年5月27日(土)真夏のような晴天その4

毎日「早く起きて早くから仕事して早く終わらせる」を目標にし、毎日実行できない。今日は土曜日。フリーランスだから関係ないのに、週末はポンコツ度が増すのはなぜだろう? 来週木曜から留守だから早め早めでやらないと間に合わない締切だらけのギリギリの5日間が始まったというのに、今日も遅く起き過ぎたダメな朝…。ふと15年ぐらい見てない「おそく起きた朝は」(磯野貴理&森尾由美&松居直美出演のテレビ番組)ってやってるのかなと調べたら、昼になったりいろいろしながら「はやく起きた朝は」として存続してるわけね。まだ生き残ってることがスゴイ。磯野貴理は現役感があるけど、あとの2人は「この番組の人」として存在している気がする。でもきっとこの番組があれば2人は生きていけるんだろう。太いレギュラーのある人生が羨ましい。

■2017年5月28日(日)晴れ&にわか雨&曇り

にわか雨が数回降ったので気温がぐっと下がり、「モグラ族」には過ごしやすくてホッとする。ひと仕事終えて、夕方4日ぶりに4kmジョギング。今日もぐるじい。しかし昨日の食べ過ぎがたたり、お腹周りがブルブル揺れている。「ブルブル揺らすと脂肪が分解⇒拡散⇒どこかへ消える」―何の根拠もない我流仮説を堅く信じ、食べ過ぎの翌日は、毎回やや大げさにブルブル揺らす! 昔、ウェスト周りにバンドを掛けて、ブルブル震わす機械が売ってたけど(今もあるのか?)あれと同じ原理のハズ! お金出して買う人がいるぐらいなんだから、「ブルブル療法」ちょっとぐらい効いてくれぃ~! 走りながら周りを見回すと、そんな「ブルブル族」で溢れている。「ワタシ、一人じゃない」―そう思った曇天の日曜日。

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