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【写真交換日記155】from London「赤いお盆」

ブタさん、蚊取り線香入れなんだ…! 一瞬貯金箱かと思いました。今もブタの貯金箱を使っている人っているのかなあ?

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さてワタクシ、日本からロンドンに戻りました。母の手術も無事済み、退院後日常生活が送れるようになったのを見届けたものの、年老いた両親を残してロンドンに戻るのは後ろ髪をギューギュー引っ張られる思いでした。またお金貯めてすぐに帰れるよう、せっせと働きます。

せっかく日本に帰ったのに、ヨウコさんとも会えなかったし、電話打ち合わせも2回しかできなかったねえ。あまりに慌ただしい1カ月強の日々。今回、母の入院手術に伴い、具合の悪い父のこれからのことを切実に考えなきゃと動き始めました。父は片目を失い体力も落ちてきているので、母がいないと1人で過ごすことができなくなっています。両親がが安全に不安なく暮らせるよう、体制を整える必要性を感じました。

この辺の問題は、病気の親や家族と遠く離れて暮らしている人には共通する問題なはず。初めて地域の高齢者支援センターに行き話を聞いて、驚いたこと、絶望したこと、希望を持ったこと、多々ありました。その辺のことはかなり衝撃的な経験だったし、今後もずっと関わっていくことなので、別のコラムを立てて書いていけたらと思っています。

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ここ1~2年、帰国する度に母が「これ、ロンドンもっていかない?」と今まで大事にしていた食器や道具類を私にくれるようになったんです。「少しずつ整理しないとね」― そう聞くと何だか辛くて「まだいいよお」と言っているのだけど、「せっかくだからロンドンで使ってよ」と何度も言うので、スーツケースに入る分だけ少しずつもらっています。

今回もらったのは重箱と朱塗りのお盆。お正月によく使っていた、私にとっても馴染みのもの。

もらうのも切ない。でも母の気持ちも分かる。誰でも歳を取る。両親も歳を取る。私にできることが何なのか?― 最近、そんなことばかり考えています。

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