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【前のめりでスキップ】2017年8月11日(金)~20(日)「ベランダの惨劇」(by Hanako)

※【前のめりでスキップ(ロンドン日報)】
かなりせっかちで前のめり。急がば周れないばかりか、地団駄踏んで転んでる。プリプリ怒って日が暮れる。そんなハナコのロンドン暮らしの日報、書いた分ずつちょこちょこ更新します。あまりロンドンぽくなくてすいません。

■2017年8月11日(木):「またしても…シミ」

今年は久々に夏場に日本に帰ったからなんだろうか? 散々庭仕事をやってUV浴びまくってしまったからんだろうか? こないだシミを見つけたことを哀愁漂う湿っぽさで書いたばかりけど…哀しいことに1個ぐらいじゃ済まなかった(涙)。

今週は所用で結構出かけており、つまりは化粧する→鏡を見る→嫌だけど自分の顔を割とまじまじ確認する機会に(嫌々ながらも)何度も遭遇し、そして立ち直れないぐらいショックなことに、毎回何かしら「新しいシミ的なもの」を見つけてしまったわけなんですよ…ってもうド~したらいいの!?

外出時は必ず帽子着用、サングラスは冬でも携帯、日焼け止めも365日塗りたくり、ビタミンCもオーバードーズするぐらい飲んでいる。エライ美容家さんがオススメしている「化粧水パック」もほぼ毎日やってるし、可能な限り陽の光を避け、“日陰のオンナ”として生きているっていうか、在宅物書き稼業だから基本家から出てないし! なのになんでこんなに増えるのよ~、シミ!(泣)

S●2みたいなお高い化粧品は買えないけど、身の丈に合うレベルでやれることはやってるつもりのはず。それでも止められないシミ(的なもの)の増殖! 「まだ足りない(努力が…ね)」のか、「もう、ダメなのか(努力してもね…)」なのか? 一体どっち? 誰か教えて。

■2017年8月17日(水):「肩こりとトイレットペーパー」

子どものころから肩こり。

ランドセルによる肩こりに悩み、「誕生日プレゼント、何がいい?」と言われて「マッサージに掛かりたい」と言ったぐらい肩凝り歴は長い。ここしばらくはジョギング効果とダンベル運動でかなり緩和していたけど、突然忘れたころに「ズドーーーン」とやってくる。通常の荷物に重いカメラを抱え、長時間歩いたりするとテキメン。加え「ちょっと凝ったな」と思ったときに首をグルグル回せないタイプの洋服だったり、首に巻物していたりすると、さらに悪化する。昨日はそれが全部重なり、久々「ズドーーーン」「どっかん!」級の痛み。何をしていても「肩こりツラい」が先行し、夜は首や頭をどこにどう置いたらちょっとでも楽になるのか分からず、夜中までぐりぐり首をまわしながら、全然眠れない。肩こりが世の中になくなったら、世界は少し平和になるんじゃないかと思うぐらい、寝苦しい夜を過ごした。明け方若干ウトウトし、でもその後トイレに起きて、首をグルグル回してもう1度寝たことは記憶にある。

朝起きると、布団の横のテーブルに、トイレットペーパー(ロールのまま)と、30センチ分だけ切って丁寧にたたんだものが。

何、これ?

旦那のヒトに「これ、どうしたの?」「鼻でもかんだの?」と聞いてみると「まったく知らない」と断言。

「…だって、私じゃないし」と言いかけたけど、畳み方を見る限り、たぶん犯人はワタシ。掃除をするときよくトイレットペーパーを使うけど、畳んだ幅やら紙の長さ、見覚えがある。

しかしなんで…?

朝4時ぐらいの記憶をもう1度掘り起こす。

「どうしようもない肩こりだなあ(涙)」と辟易絶望しつつ、首ぐるぐる、腕をぐるぐる回しながら「痛み止め飲もうかなあ」「ダンベル運動ちょっとやろうか」とか、寝ぼけた頭であれこれ思案したことを思い出す。

そしてその後何がひらめいたのかは知らないが、使いかけのトイレットペーパーをわざわざホルダーからはずして寝室まで持ってきて、切って、畳んで、テーブルに置いてから寝た様子。

一体私はトイレットペーパーで何をしようとしたんだろう?
残念ながら、肩こりは治らなかったんだけど。

■2017年8月18日(金):「ベランダの惨劇

2年前に買ったちっさいフラット(=日本的にはマンション)。「買った」と言っても地べたのない集合住宅だから、「ココからはウチ」と「ココは建物主のもの」との境界線がややこしい。ウチの居間の前には無駄に広いベランダが広がっているけれど、ベランダ部分は1階(イギリス的にはグランドフロア)に入っている某大手レストランチェーンに帰属するそうで、我が家にとってベランダは「眺めるだけ」で何もできない。これだけ広けりゃ洗濯どころか布団も干せるし、20人ぐらい人呼んでバーベキューだってできるのに!(まあ、出来てもやりませんが)と時々思うこともあるけれど、権利がないのでベランダに出ることもNG。窓開けててるとたまに落とし物しちゃうから、それを長い棒でつまんで引き戻すのが関の山。

そんな「無駄に広いけど、見てるだけ」のベランダに、今朝見つけたもの…それは「鳩の死体」。

朝、居間のカーテンをあけて換気をしようとしたら、ゲゲゲ、鳩さんが死んでいる。ここ数日は朝から家を留守していたので、この鳩さんがいつからここで死んでいたのかは分からない。

鳩さんの死体を自力で処理する勇気はないけれど、そもそも目の前のベランダに「出ちゃダメ」なのがルールなんだから手出しができない。

フラット管理会社の担当に急いでメール。「週末中放置すると腐ります。衛生上よくありません(だって下はレストランだし!)。どうか、今日中に処理する努力をしてください」。

「努力をしてください」のひとことに、ワタクシのしぼりだすような“優しさ”が込められていたのだが、現実は無常。送信ボタンを押して0.1秒で返信が!

「休暇中なので月曜までは戻りません」

…ああ、そうでした。6~8月はどこにメールしてもこればっか(涙)。「引継ぎしますから、ご迷惑かけません」なんて概念はこの国にはないんだった!(まあ、そういう気遣いがない国だから、「サービス残業」がないっていう利点もあるんだが。)

それでも緊急時メルアドが自動返信メールに書かれていたんで、ムダだと知りつつも、もう1回メール。「このままだと腐ります。健康衛生規則上、このまま放置しないでください。今日中に処置してください」。

すると2時間ほどで返信が。「おー、なかなかやるじゃん!」と期待を持って開封すると、「担当が戻ったらなるはやで処理するように頑張ります」。

だーーかーーーらーーー!!(怒) 実は解決策はシンプルで、下のレストランの人に通達して処理すりゃいいだけ(でも住人には交渉権もない)。なのになぜ今やらん!!

なんて、一応怒ってもう1度メールしたけど、予想通り管理会社からの返信はナシ。

この週末は天気が良いらしいのに、最低3日は「このまま放置」が決定したウチのベランダ。刻々と変化するであろう窓の外の惨劇を、できるだけ想像しないで過ごさねば…。

■2017年8月20日(日):「惨劇、その後

“事件”発覚から2日経過。窓もカーテンも開けずに過ごした週末。でも本当はとっても気になっていたんですよ、窓の向こうの事件現場を。明日また管理会社を催促しなきゃならないので、確認の必要があるけれど、おっかなくって直視でいない。「雰囲気だけでも」と思い、ここれ以上できないぐらいの細目で窓の外を見てみたら…ああ、よく分からないけど(よく分からないようにしてるけど)、ベランダは予想以上に悲惨な状態になっている様子…。

鳩さんだって、こんなところで何日も放置されてほしくはなかったろうに(涙)。

明日、管理会社と戦わずして「問題解決」となりますように。祈ることしかできない、心がじゃりじゃりする日曜日の夜。

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