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20198/21

【調べてみました(更新中)】英・新内閣の面々(10人分まで完了)

知りたいこと、知らないことを調べてみました。

<はじめに>
こちらの記事は更新継続中です。一気に調査&執筆ができないため、更新した分を随時アップしています。現在10人までリスト作成完了。

現在無理やり議会が休会しているイギリス。書き終わる前に解散とか空中分解とかありそうな気配なので急がねば(汗)。でもこの内閣の皆々様には「EU離脱の合意」を先にちゃんとやってね!と強く言いたい。

===

イギリス史上2番目の猛暑日に、ボリス・ジョンソン新首相が誕生した。

ブレグジットのためのEUとの協定案をイギリス議会で可決できなかったメイ首相が辞任し、保守党党首選に勝利したジョンソン。強行離脱派で知られる新首相の誕生は、EU離脱の国民投票で「Remain(EUに残留)」に投票した人達、またソフト・ブレグジット(単一市場に残る結果として人の自由な移動を受け入れる)を望む人たちにとって恐怖でしかない。

そんなジョンソン首相の新内閣。彼が望みどおりにノーディール・ブレグジット(協定なしのEU離脱)を進めるための面々で構成されていると言われているが、どんな面々なのだろうか? 特にワタクシにとって3年前の国民投票で離脱派だったのか?残留派だったのか?は大事なポイントだと思う。

そこで、私なりの目線で内閣および閣議参加メンバーの面々をまとめてみる。

注:人数が多いため、全部調べて執筆してからの公開だとかなり後になってしまいます。そこで調べた順から随時書き込み、更新していきます。全員でそろっていない状態の公開ですみません。

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■首相:ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)

EU離脱を問う国民投票(以下国民投票):離脱派

閣僚経験:外相(メイ政権)1回のみ
下院議員:2001-2008年、ロンドン市長時期を経て2015年~
過去の経歴:ロンドン市長2期。政治家になる前は右派新聞「Daily Mail」や極右雑誌「Spectator」で活動する欧州懐疑派のジャーナリストだった。「Daily Mail」 の特派員として1989年から1994年までEC特派員としてベルギー駐在。
2016年のEU離脱の国民投票では、離脱派キャンペーンのリーダーの1人。
メモ:1964年6月19日、アメリカ生まれ (55歳) 。エリート階級出身。ムスリムへの差別的発言が多いが、トルコ系の曽祖父(ムスリム)がいることを引き合いに出し、自分もムスリムの血を引いているので、レイシストではないと強調。

■財務大臣:サジド・ジャビド(Sajid Javid)

国民投票:残留派

閣僚経験:内務大臣(メイ政権)、住居・コミュニティー・地方自治大臣(メイ政権)、ビジネス・エネルギー・産業戦略大臣(キャメロン政権)、文化・メディア・スポーツ大臣(キャメロン政権)
下院議員:2010年~
過去の経歴:投資銀行に勤務。
メモ:1969年12月5日、ロッチデール(ランカシャー)生まれ (49歳) 。 パキスタンからの移民2世。子どもが4人。

■内務大臣:プリティ・パテル(Priti Patel)

国民投票:離脱派

閣僚経験:国際開発大臣(メイ政権。2017年、秘密裡にイスラエルと会合を持ち、批判を受けて辞任)
下院議員:2010年~
過去の経歴:ウィリアム・ヘイグ保守党党首(当時)の報道官、PRコンサルタント会社勤務等。
メモ:1972年3月29日、ロンドン生まれ (47歳) 。 両親はインド生まれの移民2世。保守党内でも極右的思想を持つ政治家として知られる。サッチャー元首相を尊敬しているとコメント。2011年に死刑制度復活を支持する(と思われる)コメントして話題になった。反EU主義、強硬離脱推進派の1人。

■外務大臣:ドミニク・ラーブ(Dominic Raab)

国民投票: 離脱派

閣僚経験:欧州連合離脱大臣(メイ政権)
下院議員:2010年~
過去の経歴:事務弁護士のトレーニングを経て、2000年に外務省に入省。2006-2010年にはイギリス議会のスタッフとして、デイビッド・デイビス(影の内務大臣、当時)やドミニク・グリーブ(影の法務大臣、当時)の元で働く。
メモ:1974年2月25日、バッキンガムシャー生まれ (45歳) 。強硬離脱派として知られる。今回の保守党党首選に立候補した1人だが、第2ラウンドで敗退。

■欧州連合離脱大臣:スティーブン・バークレイ(Stephen Barclay)

国民投票: 離脱派

閣僚経験:今回初入閣
下院議員:2010年~
経歴:ギャップイヤー時に英国陸軍に入隊し、5カ月間ロイヤル・フュージリアーズ連隊に在籍した経験を持つ。ケンブリッジ大学で法律を学び、1998年に事務弁護士の資格を取得。王立取引所、AXA(保険会社)、金融行動監視機構、バークレー銀行等に勤務。
メモ:1972年5月3日、リザム・セント・アンズ(ランカシャー)生まれ (47歳) 。

■ランカスター公領大臣:マイケル・ゴーヴ(Michael Gove)

国民投票: 離脱派

閣僚経験:教育大臣(キャメロン政権)、大法官兼司法大臣(キャメロン政権)、環境・食糧・農村地域大臣(メイ政権)
下院議員:2005年~
過去の経歴:スコットランドの地方紙「The Press and Journal」からキャリアをスタート。BBCのレポーター、Times紙のアシスタント・エディター等。
メモ:1967年8月26日、エンジンバラ生まれ (52歳) 。生後4か月で養子としてゴーヴ家に迎えられる。EU離脱の国民投票ではジョンソン首相と共に離脱キャンペーンをリードしたバリバリの離脱派。環境大臣として活躍していたものの、今回の組閣で現職に。ランカスター公領(王室の領地)を管理するのがランカスター考量大臣の職務だが、実際には具体的な職務のない唯一の大臣職。この大臣にゴーヴが任命されたのは、ブレグジットを進めるために動いてもらいたいから?というジョンソン首相の思惑があるとしか思えない。実際、ゴーヴは現在合意なき離脱に備えたプランニングを、首相から一任されている。

■防衛大臣:ベン・ウォーレス(Ben Wallace)

国民投票:残留派

閣僚経験:今回初入閣
下院議員:2005年~
過去の経歴:サンドハースト王立陸軍士官学校卒業後、陸軍軍人に。北アイルランド、ドイツ、キプロス、アメリカに駐屯経験がある。1999~2003年までスコットランド議会の議員だった。2016~2019年の3年間、セキュリティ及び経済犯罪担当閣外大臣(内務省管轄)を務めていた。
メモ:1970年5月15日、ケント州ファーンバラ生まれ(49歳)。ノーディールでのEU離脱は「イギリスとEUとの安全保障上のリスク」だと警告している。

■国際貿易大臣:エリザベス・トラス(Elizabeth Truss)

国民投票:残留派

閣僚経験:環境・食糧・農村地域大臣(キャメロン政権)、大法官兼司法大臣(メイ政権)
下院議員:2010年~
経歴:大学卒業後、企業で「Shell」「Cable & Wireless」に勤務。2回の落選経験があり、落選後はシンクタンク「Reform」に勤務していた。
メモ:1975年7月26日、オックスフォード生まれ(44歳)。「エリザベス」ではなく「リズ(エリザベスの短縮愛称)」と名乗ることも多い。労働党支持の家庭に育ったが、本人は保守党員の道へ。EU離脱の国民投票では残留に投票したものの、その後離脱派に転じ、今回の保守党党首選でもボリス・ジョンソンを強く支持したことで知られる。今年3月にLBCのラジオプレゼンターEddie MairによるインタビューのボロボロぶりがSNSを賑わせたことが記憶に新しい。
SNS: https://twitter.com/trussliz

■保健社会福祉大臣:マット・ハンコック(Matt Hancock)

国民投票:残留派

閣僚経験:保健社会福祉大臣(メイ政権からの継続で現職)、デジタル・文化・メディア・スポーツ大臣(メイ政権)
下院議員:2010年~
過去の経歴:イングランド銀行のエコノミスト、ジョージ・オズボーン元財務大臣のスタッフを務める。
メモ:1978年10月2日、チェシャー生まれ(40歳)。2013年から下級大臣を数多く経験。EU離脱の国民投票では残留派を支持。メイ政権では首相の離脱協定案をサポートした。今年7月の保守党党首選に立候補したが、第一回投票で敗退した。テクノロジーに精通していることで知られている。
SNS: https://twitter.com/MattHancock

■ 環境大臣:テレサ・ヴィラーズ(Theresa Villiers)

国民投票:離脱派

閣僚経験:北アイルランド大臣(キャメロン政権)
下院議員: 2005年~
経歴:元法廷弁護士。1999~2005年まではEU議会議員。2010~2012年に運輸担当閣外大臣(運輸省管轄) を務めた。
メモ:1968年3月5日、ノーフォーク州・ハンスタントン生まれ(51歳)。ボリス・ジョンソンの首相就任を強く後押し。アイルランド国境のバックストップ(安全策)に反対し、「合意なき離脱」の準備をすべきと主張している。
SNS: https://www.facebook.com/theresavillierscb/

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