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【podcast105】NHK『家族が最期を決めるとき〜脳死移植 命めぐる日々〜』を視聴し、臓器提供について考える。

こんにちは。ロンドン在住のフローレンス2世です。

地球の反対側に暮らす ロンドン在住の「フローレンス22世」と東京在住「豊里耳(とよさと みみ)」。 2人がぐるっと電話でつながりアレコレ話す「環・地球おしゃべり」、それがマトカのpodcastです。

今回はNHKで2021年4月11日に放送した番組『家族が最期を決めるとき〜脳死移植 命めぐる日々〜』を紹介しつつ、脳死と臓器提供について耳さんと話しました。

ずっと「何らか答えを出したい」と思っていた臓器移植について、マトカ2人で話しました。

この番組は、「脳死」となった家族について、臓器提供するかをどうか、決断した3家族が登場します。

①交通事故で脳死状態となった伊藤乃梧(だいご)君(9歳)の家族
②自殺を図り脳死状態となった米山佳延(こめやまよしのぶ)さん(45歳)の家族
③交通事故で脳死状態となった杉山颯真(そうま)君(9歳)の家族
※いづれも脳死状態の時の年齢

脳死移植を決断した家族もいれば、そうでない家族もいました。

この番組についてと、日本の臓器提供についての法律上の歩みについてポッドキャスト内で簡単に説明しています。

===

私は今回話し始める前まで、迷いがありました。心肺停止後の臓器提供にはもともと積極的な気持ちがありました。

しかし脳死の場合は「まだ蘇生するかも?」の期待があるので、自分の臓器提供については「脳死状態でも提供したい」と言えるものの、家族については迷ってしまう気がしていたのです。

しかし耳さんと話している中で、「脳死」と「植物状態」が別のものであることを「日本臓器提供ネットワーク」のサイトの説明でハッキリ理解することができました。「日本臓器提供ネットワーク」サイトには、知りたかった情報がものすごく簡単に説明されていて、大変有益でした。

またポッドキャスト中にイギリスの臓器提供意思表示についても調べましたが、NHS(国民健康サービス)のドナー登録サイトから簡単に意思を登録できることを知りました。やっておかねば。

臓器提供の判断は難しく、また民族・宗教的背景なども判断や考え方に大きく影響すると思います。

でもいつ起こるか分からない「脳死」について、知っておくべきことはたくさんあるなと思いました。

そんなあれこれを話しています。聞いて下さるとうれしいです。

NHKオンデマンドはコチラから。

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