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塩田千春展:魂がふるえる

201910/21

【写真交換日記193】from Tokyo「魂、ふるえた」

ロンドンでは美術館、博物館が入場無料のところが多くて、誰しもがアートに触れられることの豊かさを感じます。私も貧乏留学生だったロンドン滞在時、何度となく足を運び、大変お世話になりました。

東京では、無料のところは資生堂ギャラリーとか、POLA MUSEUM ANNEX とか、銀座メゾンエルメスエスパス ルイ・ヴィトン東京など、ブランドのギャラリーが興味深いアート展示をしていてたまに出かけます。

忙しい時でも、むしろ忙しいからこそ、見たい展示はなるべく行こうと思っているのですが、今回、どうしても見たくて見に行ったのが、森美術館で開催していた「塩田千春展:魂がふるえる」でした。※いつも終わり間近になって行くので紹介が遅くなってすみません。

そして、思っていた以上に素晴らしかったです。魂、ふるえました。というのも、この展示の糸で繋がれてるインスタレーションは、なぜか私が幼少期より時折脳内に現れる画像にすごく近かったからです。

想像超えるほどの絡まりあった糸が張り巡らされたインスタレーションは圧巻で、タイトルや、説明文もとても自分の中で腑に落ちるところがあり、この赤い絡まりあった空間に身を置いていると、とても落ち着く感じさえありました。

その他にも、無数の旅行鞄が吊るされて少し揺られているインスタレーションは、一人一人の人生が鞄に詰められて旅しているような感じで、端的に言うと、とても好みのインスタレーションでした。

日常にアートを見る機会を持つことは、ただ影響を受けるだけでなく、そのアートに呼応して自分から何かエッセンス(?)が滲み出ることでもあるのかなと思った次第です。ようやく秋めいてきた東京のアートなひとときでした。(更新遅くなってすみません。。。)

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