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【podcast109】Netflixドラマ『アンオーソドックス』を見て思う事

こんにちは。ロンドン在住のフローレンス2世です。

地球の反対側に暮らす ロンドン在住の「フローレンス22世」と東京在住「豊里耳(とよさと みみ)」。 2人がぐるっと電話でつながりアレコレ話す「環・地球おしゃべり」、それがマトカのpodcastです。

今回はわたくしが最近見て「ズドーン!」と重く心に突き刺さった、Netflixドラマ『アンオーソドックス』について語りました。

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『アンオーソドックス』あらすじ:
NYウィリアムズバーグ地区のユダヤ教超正統派のひとつ、サトマール派のコミュニティーに生まれ育った19歳の女性・エスティ(シラ・ハース)が主人公。見合いで結婚した夫との生活から逃げ出すため、NYからベルリンに身一つで渡る。そこで音楽家たちと出会い新生活に踏み出そうとするが、世俗を知らない彼女に様々な困難が降りかかる。

ユダヤ教徒といってもさまざまあるのですが、『アンオーソドックス』は超正統派と呼ばれる厳しい戒律が守られているコミュニティーで育った女性を描いています。

今まで知らなかった超正統派の習慣や儀式を垣間見ることが出来て大変興味深かったのですが、一応信じる宗教(キリスト教)を持っているワタシの気持ちはちょっと複雑でした。

神を持って生きることは、私にとっては「私を自由にしてくれること」だと思っているのだけれど、宗教は時として人を縛るものでもあります。その事は前から知っていましたが、宗教を持って生きることを自己肯定したい私としては、モヤモヤした気持ちが芽生えたのも事実なのです。

というようなモヤモヤについてもポッドキャストの中で話しました。

そして、その後に見た映画『ミナリ』にかなり救われましたことについても話しています。

↑現在のところ、私が今年見た映画でダントツNO1です。

『ミナリ』は宗教の映画ではありませんが、正直「かなりいっちゃってます」な感じのクリスチャンおじさんが登場します。彼のいっちゃってる感じにかなり癒され、そして答えももらった気もしました。

でもさらにその後に見たNHK『逆転人生・宗教2世 親に束縛された人生からの脱出』についてもチラリと触れています。

↑『逆転人生』はガヤの部分が大嫌いなので、正直好きな番組ではまったくありません。でも今回テーマに興味があったのでガヤの部分は飛ばしつつ、再現ビデオだけ視聴しました。

宗教関係のテレビ番組や映画をよく見ているのですが、見ると心がかき乱されたりすることも多く、「何でワタシ、こうまでして見てんだろ?」と思うこともよくあります。でもそれでもまた見てしまうのは、自分自身に対してだけでなく、「神を持って生きる人生」そのものに興味があるからなのです。

まとまりのない話ですが、よいかんじで耳さんが聞いてくれるので、今回も長々話してしまいました。

聞いて下さると嬉しいです。

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