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【今日の云々】「センチメンタル・夏の旅」by Hanako

いろんなところで書きまくっているのですが、ワタクシ、夏が嫌いです。

暑いのが嫌いというだけでなく、夏のキラキラ感が辛いのです。

木漏れ日キラキラ
街並み・人垣キラキラ
肌だしまくりの若者キラキラ
フェス系盛り上がりキラキラ

ぜーんぶ苦手。ずっと冬でいいんです。ダッフルコートにくるまって生息するのが希望です。

ですがそんなワタクシにも毎年夏が訪れます。夏が短そうな国に逃げてきたものの、温暖化と異常気象の影響で、ここ数年はバッチリ夏を過ごしているのです。

ツライわぁ。

ちなみにですが、同僚のヨウコさんは夏が好きらしい。この辺に世の中の美しさを素直に受け止められるヨウコさんの性格の良さが出ているなあと。(補足ですが、ヨウコさんはかなりのユニークな趣向はお持ちの方ですんで「普通のヒト」と言ってるわけではありません。)物事に対して「陰」に向かうワタクシと「陽」に向かうヨウコさんと言うか…。

…と毎年しつこくしつこく夏の文句を言っているのですが、わりと最近あることに気づきました。

「夏の思い出」は案外悪くない

ということに。

「夏の思い出」と聞くと、いくつかパッと思い浮かぶものがあります。

まず昔のCM(歳がばれる…)。このCM、好きでした。

まっすぐなスターダストレビューの曲『夢伝説』と、田舎の中学生みたいな女の子のおぼこさと爽やかさが好きでした。カルピスは今も大好き。でも何年も飲んでないなー。

映画で思いつくものは、意外にもおフレンチ映画。そして両方ともロメール作品でした。

エリック・ロメール『海辺のポーリーヌ』。リアルタイムで見てはいないのですが、初めて見たときにキュンキュンきて「遠くに行きたい」願望が増した思い出が。当時は「おフランス」…と言う響きも特別でした。

コチラはリアルタイムで見た『夏物語』。『海辺のポーリーヌ』で少女・ポーリーヌ役だったアマンダ・ラングレが12年経って“若い女性”になって登場しています。優柔不断MAXの超~~ダメなイケメン(メルビル・プポー)にあきれて驚き、「こんなんでいいのか!?」と突っ込み入れつつもなんだかんだで何回も見ちゃった不思議な映画。

エリック・ロメール監督の作品:
特に四季シリーズ辺りは「何も起こらない映画」と定評があります。何も起こらないのに雰囲気だけで見せてしまうのだからすごいと言えばすごいです。

『夢伝説』も『ポーリーヌ』も、どこかしら切なくて、ちょっと寂し気で、夏特有の静寂感をイメージさせるものでした。だから好きだったのかな。

子ども時代とやや大人になってから過ごした夏は、全然素敵ではない夏でした。ロメール映画のかけらもない。

日陰に入ってキラキラを斜め見しつつ過ごしていたけれど、そんなザラザラした感触も一緒に覚えているものだから、今となってはそれ含めて、他の季節とは違う、5割増しぐらいの特別な思いとして心に残っているものだなあと。

「夏の思い出」この歌も好きです。こんなに清らかな夏の日は私にはなかったのだけど、この曲にあるちょっと寂し気な感じには今も昔も共感しています。

===

この記事のタイトル『センチメンタル・夏の旅』は、荒木経惟氏の写真集『センチメンタルな旅・冬の旅』のもじりです。

この本を書店で見たときに「私だったら、センチメンタルは夏の旅だなあ」と思ったのを今更思い出したのでつけてみました。

センチメンタルな旅・冬の旅』 by 荒木経惟
『センチメンタルな旅』と『冬の旅』の2冊の写真集から作品を抜粋して1冊に編んだ作品集。亡き妻・陽子さんへの愛の讃歌と評されています。

この夏、ベルリンに数日間行ってきました。会社員時代、毎年真冬に出張していたのですが、今回9年ぶりに行きました。

ずっと会っていなかったベルリン在住の3人の古い友達と再会できたこともあり、とてもとてもセンチメンタルな旅でした。

天気が良く、緑も茂り、本当に美しかったベルリン。9年前も大好きだったベルリンは、さらに素敵に深みを増し、もっともっと大好きな街になりました。

それも含めてセンチメンタル。

旧東ベルリン側にあるおしゃれショッピングスポット「ハッケンシェ・ヘーフェ」。また行きたいとずっと思っていた場所でした。

壁を見るだけで緑がまぶしい…。

そんな私のベルリン旅を、『リズム』さんのコラムに書きました。

以前からコーヒーが美味しい街だったけれど、さらにオサレ度が増したコーヒーの街になっていました。私好みのビターなアイスコーヒーを飲んでは歩き、飲んでは休みながら、靴ズレするぐらい歩いて回った旅でした。

散歩の途中で寄った Barn Coffee Roasters 。お店の奥に大きな焙煎機が並んでいました。

Barn Coffee Roastersのアイスコーヒー。キリっと澄んだ味わい。大きな氷が1つだけ入っているのもこだわり。

想いが強すぎて圧も強めな記事になっていますが、読んでくださると嬉しいです。

記事はコチラから→ リズム World Living『ベルリンへ、夏の旅』

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