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【写真交換日記147】from London「読む場所に注意」

> 今回、「やっぱり本が好き!」の気持ちが高まりました。読書します!

というヨーコさんの気持ち、よく、よく、よーく分かります! 私も家で仕事してるから「休んでいるなら仕事しろよ!」といつも自分に突っ込み入れてしまう。なのでゆっくり読書したり映画見たりすることに罪悪感を感じるようになってしまった。サボってるような気がしちゃう。

会社員だったときは無理にでも「会社に仕事を置いてくる」ことが可能だったから、もう少し家での時間を「自分の時間」として使えてた気がします。自営業あるあるですねえ…。

そんなわけで読書量は減ったのに、「スマホで読む」は結構している気がする。最近は布団に入って「眠くなるまでスマホ」が習慣になっているので、眠れないと何時間でもいじってる。何かが矛盾してますね…。

今の私にとって、1番の読書場所は電車の中。バスの中で本を読むと車酔いしちゃうけど、電車なら酔わない。なので、電車の中はガッツリ本を読むことにしてます。

現在バッグに入れているのはこの2冊。沢木耕太郎の「一瞬の夏」(上)と北王路公子の「生きていてもいいかしら日記」。

「一瞬の夏」については、読み終わったらこのサイトで書こうと思うので、それまで取っておきますが、「生きていてもいいかしら日記」は…なんというか、スゴイ! 面白すぎてスゴイ! 電車の中で読み始めたら、正直拷問に近い。こみあげる笑いをかみ殺すのが本当に大変で、変な顔してしかめたり、「ぷっ」と噴きだしたのを隠すために咳してみたり、いろいろやってるけど、やればやるほど気持ち悪い人になっている。

酒のみ、40代、ぐうたらが身上、常に「隣に佐藤浩市が引っ越して来た場合」を想定して生きている著者キミコ様の日常をつづったエッセイなんですが、「ぐうたらするために頑張る」いろいろに、激しく共感、思い当たるフシがアリアリありまくり。でもきょうびのお笑い芸人のようにキツメの自虐で攻め込むのとは違うんです。まずはふんわりシュウマイみたいなソフトな味わいの文章で包み込み、最後はちゃんとつけすぎた酢醤油で「ブホッ」っとむせちゃうオチになっている。

恩田睦さんの帯コピーと解説もイカしてる。キミコ様を「別々に里子に出された一卵性双生児」と断定し、「お姉様」と呼ぶ恩田さん。彼女よろしく私も「お酒も飲めないし、佐藤浩市のファンでもないけど、一卵性三つ子ってことで妹にして!」とすがりたくなる。

ボロボロの表紙を見ていただければ分かるように、もうこの本、何度も読んでいる。でも何度読んでも胃の腑から「ブヒヒヒヒ…」と気味悪い笑いが込みあげる。体を曲げたり折りたたんだりしてもせき止められない

と、本当に素晴らしい本なんですが、唯一の欠点は「公共の場で読むと、かなり変な人に成り下がる」ということ。でも「そんなこと、どうでもいいや!」と達観することも教えてくれる、(少なくとも私にとっては)人生指南書でもあります。

最近アレコレあって疲れ気味なので「ウコンの力」代わりにこの本、バッグにいれてます。効き目テキメン。

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