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【写真交換日記135】from London「読書の年に」
こないだまでヨーコさんが「クリスマスキャロルが~♪」(←昭和生まれじゃないとこの曲の感慨はわかんないような気がしますが)と歌っていたはずなのに、もう1月も終わりです。
年末年始恒例、ガッツリ風邪を引きました。
ロンドンでも流行っており、周りがバタバタ倒れています。
すぐそこにいる旦那の人は、咳のし過ぎで肋骨を疲労骨折してヒーヒー大変でした。
年末年始もなんだかんだで仕事ばっかりしていたのですが、風邪を引いた数日間はゴロゴロ横になり、読書に耽りました。
自称「本の虫」…なはずなのに、詐称ですね、っていうぐらい長いこと本も読んでいませんでした。
通勤していたときは本が友だちでしたが、フリーになって通勤がなくなって以来、読書量がガツンと減ってしまったのは悲しい限り。
良い本に出会えると1行目を読み始めた時からすーっと映像が浮かんでスイスイ物語に入っていく。この感じってなんなんだろう、と毎回思います。目の前には文字しかないのに、頭の中には映像が浮かんでいる。
早く読みたくて、読み進めたくて…の感じも、何だか久しぶりでした。
読んだのは三浦綾子の「夕あり朝あり」。クリーニングチェーン「白洋舎」の創業者の伝記的作品です。
何度も心を揺さぶられつつ、あっという間に読了しました。人生の不可思議について、そして考えを言葉ではなく、行動で見せることのできる強さについて、考えさせられる1冊でした。
風邪っぴきのおかげで読書から始まることができた2017年。
今年は本と共にある1年にできたら嬉しいです。
写真は近所の本屋さんで撮影した1枚。
イギリスの装丁、素敵なものが多いです。眺めるだけで嬉しくなります。
なのでついつい「ジャケ買い」したくなります。
この写真のシリーズも大好きで、本屋に行くたびに毎回眺めるんですが、実はは哲学書のシリーズ。
英語で哲学書なんて絶対読めません(笑)
なのでレジに持っていきかける手を引っ込めて、写真だけ。
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