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宇宙 紅茶

20202/13

【写真交換日記203】from Tokyo「宇宙で紅茶」

漫画「あさって朝子さん」、知らない漫画でした。面白そう!そして、柏原よしえはとてもいい声で、歌が上手かったんだなあ!と改めてびっくりしました。ところで、実際問題、「紅茶のおいしい喫茶店」はなかなか見つからないのが現状。たまに行く自由が丘には「ティーダブリュージー ティー(TWG TEA)」「ルピシア」のティールームがありますが、ケーキやマカロンと一緒に飲む「優雅な紅茶」のイメージで、気軽に一人でぷらっと入る感じではありません。

そんな訳で、家で紅茶を飲むのですが、私は紅茶は穏やかな気分で飲みたいような気がするのです。同じカフェイン飲料のコーヒーとはまた違った気分で。そんな時聴きたい曲が、 松本淳一さんの 「 0 Canyon 」(2016年)というアルバムです。

映画音楽などを手がけ、2014年に日本アカデミー賞優秀音楽賞(是枝監督「そして父になる」)を受賞した松本氏の2ndソロアルバム。懐かしさと新しさ、アナログと電子、渾然一体となりながらも不思議と耳馴染みの良い、ポストクラシック音楽。松本氏がアイスランドに留学帰国後に制作された音楽と聞いて、納得。部屋で一人聴いていると、透明な優しい球体に囲まれて、別の場所に旅した気分になってくる。ガラスのカップで綺麗な色の紅茶とともに。

宇宙でこのアルバムを聴きながら紅茶を飲めたなら。と思わずにはいられません。どこかの社長じゃなくても宇宙旅行できる日が早くきますように…。

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