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202011/19

【今日の云々:カルチャー日記 in London】2020年11月16日~22日(日)「ゾンダーコマンド、突然の肩こり、重信房子、赤軍界隈、鈴木義男」

■11月16日(月):NHKスペシャル『アウシュビッツ 死者たちの告白

4.5 out of 5.0 stars

週頭から重い内容のドキュメンタリーを視聴。アウシュビッツ収容所から見つかった謎のメモを解読。メモはすべて収容所内の「ゾンダーコマンド」が書いたものだった、という内容です。

ゾンダーコマンドという言葉をこの番組で初めて知りました。収容されていたユダヤ人の内、同胞のユダヤ人虐殺と死体処理を遂行するための任務に就いていた人たちを指す言葉。

番組中、アイヒマンが裁判中に「私はユダヤ人をひとりも殺していない」と言った言葉が紹介されますが、そうか、ユダヤ人は全然手を下さずに、ユダヤ人殺害をユダヤ人にさせ、処理もユダヤ人がやってたと言うことなのか・・・。

だとしたら、これまで見てきたたくさんの映画の中の、ナチス兵によるユダヤ人虐殺の場面の多くは間違っていたということなの?

ドイツはナチスが行ったことを反省し隠している様子はないように思うけれど(この辺日本とは逆。日本は中国・朝鮮半島・東南アジアでやったことをひたすら隠したいものね)、戦後70年以上たち、研究は進んでいるにまだまだ分からないことが多いのだと驚きました。

重い内容ですが、見てよかった。評価を4.5にしたのは、もうちょっと詳しく知りたかったから。

ゾンダーコマンドでぐぐると、こちらの映画『サウルの息子』が出てきた。タイトルは知っていたけど、ゾンダーコマンドの映画だとは知りませんでした。

サウルの息子(字幕版)

見るのに勇気がいるけれど、いつか見なくては。

■11月17日(火):肩こり解消Youtubeヨガ

4.0 out of 5.0 stars

ここ数日、どうしようもない肩こりに悩んでおります。

私は頸椎ヘルニアという持病があり、この20年で何度も再発してはのたうち回る痛みに耐えてきました。いつも再発の兆候は「耐えられないレベルのヘビー級肩こり」。なので、肩こりが始まると「さ、再発!?」と怯えています。

6年前にジョギングやらをはじめて相当解消されたのですが、それでも定期的に襲ってきます。

今回久々のヘビー級。本当にツラくなる時に頼るのが、このヨガYoutubeチャンネル「B-life」。肩こり解消のヨガだけで本当にたくさんの種類があるのですが、ストレッチ効果抜群のポーズが多く、本当に気持ちいい!!

「来たな!」と思ったら慌てて2~3セット、数日間やるとかなり効果があります。自分では絶対にひらめかない「伸びるポーズ」をたくさん教えてくれるのです。

今回もお世話になってます、B-lifeさん。解消してもつづけた方がいいのに、そのうちサボってしまうのです。今回こそは続けねば!いつも感謝です。

■11月19日(木):『報道の魂・重信房子からの手紙』(2012年)

3.5 out of 5.0 stars

この記事を読んで、久々に重信房子について調べたくなりました。

むかーし見た『報道の魂 『重信房子からの手紙』を再視聴。

改めて見てみると、番組の段階ではこの人はまったく反省していないのだなあと。武力革命は何も生まないのに。

もうちょっといろいろ見たり読んだりしようと思います。

■11月19日(金):『トリハダ㊙スクープ映像・日本赤軍16年間の知られざる真実』(2016年)

5.0 out of 5.0 stars

昨日の重信房子記事に触発され、古い録画番組を再びあさってみました。2016年放送の『トリハダ』から『日本赤軍16年間の知られざる真実』だけを再視聴。ほぼリアルタイムでも見ているはずなのに、あまり記憶がないのはゲストにどうでもよい人が混じっていたからかもしれないです。

今回はその部分は丸とばしで視聴。

日本赤軍、連合赤軍、赤軍派(共産主義者同盟赤軍派)の違いがよく分からなかったのだけど、この番組で理解できました。各々に異なる主張があるのでしょうが、互いが繋がっていたこと、そして暴力での革命を支持していた点で結局はほぼ同じ主義の人たちだったという認識に私としては落ち着きました。

こちらのETV特集をもう1度見ようかな。

赤軍に「共産」の名称が入ってしまっているので、暴力革命を否定している日本共産党は大迷惑だろうなあと。いまだに日本共産党の話をすると、3つの赤軍と、中国&ロシア共産党とごっちゃになっている人が多くて困ってしまいます。

■11月22日(日):ETV特集『義男さんと憲法誕生』

5.0 out of 5.0 stars

最近見たETV特集の中、かな~りのパンチ力で心に残りました。見てよかった。

福島県出身の国会議員であり、日本国憲法の制定、特に第9条の「平和」の文言と、原案にはなかった第25条「生存権」を追加することに尽力した鈴木義男さんにフォーカスしています。

ギタンさん(義男さんの正しい読み方は「よしお」さんですが、相性は「ギタン」さん)のことは、薄っすら知っていました。3年前に放送したNHKスペシャル『憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた』でも描かれていたからです。

↑こちらの再現シーンで、鶴見辰吾さんがギタンさんを演じていましたが、それがなかなか印象的だったので覚えていました。俳優さんの印象で覚えていたわけですから、俳優さんの役割の大きさも改めて今回気づきました。

今回のギタンさんにフォーカスした番組でも、同じく鶴見辰吾さんが演じています。なので一瞬「あれ?前に見たNスぺと同じ番組なの?」と思ったぐらいです。

芦田均役の斎藤洋介さんもとても良かったです。

戦中に軍事教練を批判して教壇を追われたり、その後は弁護士になって治安維持法の嫌疑に掛けられた被告を弁護したりと、「いつかギタンさんも逮捕されてしまう!?」とヒヤヒヤしながら進みます。

どこまでも弱者に寄り添い、平和のために尽力したすんばらしい人物として描かれているのですが、根底にキリスト教信仰があったこともさらりと触れていました。これはキリスト者である私には大きな励みになりました。

こんなスゴイ人にはなれませんが、光を見た気がします。

ギタンさんの人物像は上記2本のNHK番組と、こちらの東北学院のサイトしか知りません。番組では素晴らしい人として描かれていて、多分そうなのだと思いますが、あまりに理想化されて描かれていたのでもうちょっと詳しく人物像を知りたいなと思いました。

軍国主義下で国家の反対側の主張をし続けるのは、大変なこと。弱者に寄り添いまくってヒヤヒヤのギタンさんに対し、家族はどう思っていたのかな?と。家族は大変だったと思います。でもこういう人物がいるからこそ、世の中は少しずつでも変わるのだと思うのです。

理想と現実、いろいろあります。でも理想を曲げてはいけないものもあることを改めてガッツーンと教えてもらいました。

平和憲法、何とか守りたいと改めて思った番組でした。

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