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20187/11

【写真交換日記173】from London 「誰も、いない」by hanako

「七草」、ステキです。木材のよい香りが漂ってきそう外観を見ているだけで、しゃっきりすっきりおいしい和食(の店か分かりませんが、そう予想)の味が想像できます。良い時間だったんですね。ずっとヨウコさん、忙しかったもんねえ。私のこともかまってくれなかったぐらい(笑)。一息つけてよかったです。

さて私はヨウコさんほどバッタバタではなかったんですが、私なりにはそこそこ慌ただしい2か月間を送ったの後、ちょこっとだけ海を見る機会がありました。イタリア・サルディニア島です。ずっと行ってみたかった場所でしたが、チャンスがあり行くことができました。

往年の歌謡曲のタイトルみたいですが…「誰もいない…海」を初めて見ました。美しすぎて、写真をどう撮ってよいか、どこに角度を合わせたらいいのか分からなかったぐらい。引いてしまうというか、少々ビビッてしまうというか、そんなレベルの美しい海が目の前に。

同じ島なのに、少し場所を変えるだけで水の色もさまざま。淡い水色から絵の具みたいに濃いマリンブルーまで。でも共通しているのは圧倒的な「透明度」。

私は本気の出不精で、いつもいつも家にいたいヒト。取材や仕事で外出をたくさんするからなのかもしれませんが、出かけなくていい時はずっと家にいたい。

でも思い切って外に出て、特に自然の中にいると、ストレスがすーっと沈殿しそのまますっと自然に吸収されて消えていく…と感じることがあります。

今回の「誰もいない海」でもそんな気持ちになりました。私のどす黒いいろいろを、この美しすぎる海に全部捨て去り、置いてきました。ぜんぶ、どっさり、がっさり、どどっと流したので、捨て去った後の海が濁ってないか心配なぐらい。

自宅に戻ればまた出不精&引きこもり生活に舞い戻りですが、でも全部流してきたから、しばらくはいろんな意味で「持ちそう」です。

また、頑張りましょうかね。

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