© matka All rights reserved.
【写真交換日記195】from Tokyo「こんな寒い日には」
靴職人、すごく憧れます。いい靴は見ているだけでもうっとりしますよね。「いい靴はくと素敵な場所へ連れて行ってくれる」ということわざにもあるように、靴はいいものを履きたいものです。(実際はスニーカー が多いですが。)
最近、とっても寒くてブーツが欲しくなる季節ですが、こんな日は家から一歩も出ずにウダウダしたいのが本音。そんな時に、コーヒー片手に眺めるのに最適なのは、写真集だと思うのです。ストーリーを追ったりせずに、ただウダウダ。
ここでオススメの写真集を。
All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて
青幻社 2017年 2500円(税抜)
『究極の人間ウォッチング』
「It is not where it is or what it is that matters but how you see it」(重要なのは、どこで見たとか、何を見たとかいうことではなく、どのように見たかと言うことだ。)
などのライター自身の言葉とともに、写真家 ソール・ライターの作品を通してニューヨークを見ることができる本。渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムの展覧会(2017年)に関連して発行されたこの本は、写真展同様に、めくる喜びに満ちていて、何度見ても新鮮だ。「きっと日本人が好きだろうな」と思う写真の数々は、空間の切り取り方やアングルがどれも洗練されたており、浮世絵を収集していたライターならでは。
日々精力的に撮影をしつつも、「幸せの秘訣は、何も起こらないことだ」「取るに足らない存在であることには、はかりしれない利点がある」といった彼の言葉は興味深い。徹底して「ただの観察者」であることを望んだのは、解説によると「禅」の影響だろうか。また、彼自身が「コーヒーを沸かす間」に描いた抽象画や女性の絵も見応えがある。
手元に置いて、ちょっとした空き時間、コーヒー片手に「ライター流、究極の人間ウォッチング<ニューヨーク版>」を楽しもう。あなたがいつも見る日常の風景も違って見えてくるかもしれない。
【podcast313】突然のエンドロールに「!?」となる「ハシゴ外され系」映画について
映画館で、終盤「これからどうなるんだろう」と思った矢先、急にエンディングクレジットが流れて「お、終わり?」となった経験はありますでしょうか。そんなエンディングを私は「ハシゴ外され系エンディング」というカテゴリーにしています。そんな映画たちについてあれこれ話しています。
【podcast312】日本初・女性首相誕生→イギリスでの「個人周りの反応」
残念ながら、高市政権が発足してしまいました😿この人だけには首相になってほしくなかったよ…と遠くから😢涙するわたくしフローレンスでございます。
【podcast311】今年は昭和100年と言うけれど…昭和ってかなり酷い
先日、NHKの像の世紀バタフライエフェクト「シリーズ昭和百年(3) 高度成長 やがて悲しき奇跡かな」を視聴して、映像で改めて見ると「昭和って酷いな!」と思わずにはいられませんでした。もちろん映像はある負の部分面を映したに過ぎませんが、「それにしても…」と思ってしまいます。
【podcast310】英国の移民政策が強化😢移民に優しい国は過去?これからどうなる?
ギリスに20年くらしているフローレンスです。今年5月、移民白書の発表から、本格的に「移民を制限しよう」とする国の方針強化が始まりました。








