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【朝のコーヒー、午後のお茶】奥深い味わい、1人用ボードゲーム「コーヒーロースター」
1人用ボードゲーム「コーヒーロースター」(コーヒー豆を焙煎するゲーム)を知ったのは、いつも聞いているTBSラジオ「アクション」今年2月26日(水)のゲストコーナーでした。(水曜は特にCreCreepy NutsのDJ松永さんパーソナリティなので、楽しみなのです。)ボードゲームにも造形が深い、裁判傍聴芸人の阿蘇山大噴火さんは、この日の放送でおすすめのボードゲームを紹介し、その中の1つが「コーヒーロースター」でした。
私はここ2.3年、「ボードゲーム欲」(そんなものがあるのだろうか?)が高まっていたのですが、如何せん一人暮らし。ボードゲームの為に友達に声をかけるのもためらわれ、ボードゲームは最低でも2人からと相場が決まっているので、いくらボードゲームをしたくてもできないでいました。
人気のボードゲーム「カタン」とかしてみたい!いっそ「ボードゲームカフェ」にでも単身乗り込むか!?と以前息巻いたりしてました(今はもちろん行けませんが…)。そんな中、紹介された「1人用!」ボードゲーム。しかも、阿蘇山大噴火さん激推しでした。
早速、検索!発売後すぐに売り切れていたらしい「コーヒーロースター」は、知る人ぞ知る、伝説の国産ボードゲームだったのです!2019年にヨーロッパのメーカーに買われ、最近日本に逆輸入されたそう。現在は紙のボードゲーム以外にも、アプリ版もリリースされています。元の「コーヒーロースター」を作成した京都のアナログゲームをクリエイトしているレーベルSaashi & Saashiの「コーヒーロースター」についてのブログはこちら。
このゲーム、その名の通り生豆からコーヒーを焙煎するのですが、一言で言って「大人なゲーム」です。何が大人かっていうと、その手順からして大人です。(下記私なりに要約した手順です。)
- 焙煎レベルに応じた、豊富な種類の豆カードを選びます。(例えば「キリマンジャロ」とか)自分の好きな豆でもいいかもしれません。
- それぞれの豆カードの記載に応じてチップを用意。豆の特性を表しています。豆によって適切な焙煎度も違います。
- いくつかの「効果」チップをどのように使うか使わないかは、焙煎士たるプレイヤー次第。焙煎度を上げて、黒い袋の中にチップを入れて焙煎するイメージです。
- 頭の中でバランスを考えながら、そろそろだと思ったら、「カップテスト」を行います。酸味・苦味・甘味なども得点に。そのバランスも豆によって異なります。
- 得点をつけていって、3回のゲームの合計で今自分がどれくらいの「焙煎士レベル」なのかを認識。あくまで自分を高める指標。
大人な要素を要約しますと、私が思うに「豆の個性に応じた焙煎」「要求されるバランス感覚」「地道に培う向上心」が求められる!なんて大人なんでしょう!自分でドリップしたコーヒーを傍に「コーヒーロースター」をプレイ!渋い!違いがわかる!ダバダー♪(古い)
私はまだまだ「焙煎士見習い」ですが、めざせ 「焙煎マイスター」!(本当にゲーム説明書にある項目です)コーヒーを飲みながら、ボードゲームの醍醐味、手触りの良い紙のチップを触りながら、1人ボードゲームに興じる。この巣ごもり時期にいかがでしょうか。
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