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【パブが好きすぎる in London 番外編】くつろぎ&愛しの「おやじパブ」
※イギリスの「飲みどころ」と言えば「パブ(Pub)」。ほぼ下戸の・matkaロンドンのハナコと、ビールとパブを愛しすぎている「旦那のヒト」が訪れたパブのうち、おすすめのみを限定で紹介しているコーナーですが、今回はパブについてハナコが書いた記事のご紹介。
あまり飲めないのにパブが大好きなハナコと、生ぬるいエールを心から愛している「旦那のヒト」の2人でせっせと通うパブあれこれですが、「半パイント(1パイント=568mlなのでその半分)で朝まで踊れる」レベルでお酒に弱いワタクシが、パブに開眼したのにはきっかけがありました。
それはロンドンでも最も古いパブの1つとして有名な、クラーケンウェル地区にある「Jerusalem Tavern(エルサレム・タバーン)」に初めて行ったとき、その「しなびすぎた雰囲気」に一目ぼれしてしまったからです。

初めて行ったのは暗くて寒い真冬の夜でした。せまーい店内に2か所ある暖炉がパチパチたかれていて、雪は降ってなかったけれど、気分は「雪の降る夜は楽しいペチカ♪」と歌いたくなるような暖かな雰囲気。そしてアンティーク感があふれまくる内装に本当に「陥落した」という気持ちになりました。
そこにある小汚い椅子も机もベンチも、すすけまくった暖炉も、ぜーんぶ持って帰りたいっ!
絶叫に近い心の雄たけびをあげたのが数年前。以来季節問わずに行っていますが、夏の平日の昼間に行ったのは今回が初めてでした。そしてこ~んな幸せな写真が撮影できて、うれしかった…!

この手の古いたたずまいのパブは「Old man pub(オールドマン・パブ)」、つまり「おやじパブ」と呼ばれています。この辺の言葉の使い方は日英変わらないのも可笑しいのですね。でもこちらのパブはただの「おやじパブ」というだけでなく、この雰囲気が気に入って「このパブを目指してわざわざやってくる」人が多いのです。
クラーケンウェル界隈にあるデザインやファッション業界の人、大学が違いので学校関係者もお客さんとしてやってきます。「ちょっと意識高い系」の雰囲気醸し出しまくりのお客さん&ひなびたアンティーク感=すべて含めて「良い感じ」のたたずまいに仕上がっているのです。
うんちくこねないつもりで書いているこのカテゴリーなのに、十分講釈垂れてますね(笑)。毎月コラムを掲載させていただいている、東京最大のリノベーション賃貸会社「リズム」さんサイトで2つのお気に入りおやじパブを紹介しています。(もう1つのパブは、当サイトでも紹介済みの「Anterope」です。)
記事はリンクはこちらです。読んでくださるとうれしいです(ペコリ)。

【podcast196】映画『BLUE GIANT』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』から感じた夢と目標の置き場所
人生も長くなり、状況もどんそん変わっていく世の中で「夢」も変化していっているのかなと思います。最近のエンタメでも「夢」は持ちつつ、実際の「目標」をどこに置くのか。というリアルな課題が登場人物に課されることが多いなあと思います。そのことを考えるきっかけになった2つの作品を紹介しながら、あれこれ話してみました。

【Podcast195】故ジャニー喜多川氏の「ある疑惑」に迫るBBCドキュメンタリー
日本でも一部の人たちには話題ですが、3月7日(イギリス時間)に故ジャニー喜多川氏による性加害について取材したBBCドキュメンタリーが放送されました。タイトルは「プレデター:J-popの秘密のスキャンダル(原題訳)」。なかなかショッキングなタイトルです。

【podcast194】私たちの好きなナレーター、ナレーション
以前から自分の声や話方にコンプレックスのあるワタクシ、いい声や話し方に対して憧れが強く、普段テレビ番組やラジオを聴いていてナレーションを気に掛けることが多いです。一方、ドキュメンタリーを数多く視聴するフローレンスさんもナレーションの重要さを実感していて、2人で好きなナレーターについてあれこれ話してみました。