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20196/25

【パブが好きすぎる in London 番外編】くつろぎ&愛しの「おやじパブ」

※イギリスの「飲みどころ」と言えば「パブ(Pub)」。ほぼ下戸の・matkaロンドンのハナコと、ビールとパブを愛しすぎている「旦那のヒト」が訪れたパブのうち、おすすめのみを限定で紹介しているコーナーですが、今回はパブについてハナコが書いた記事のご紹介。

あまり飲めないのにパブが大好きなハナコと、生ぬるいエールを心から愛している「旦那のヒト」の2人でせっせと通うパブあれこれですが、「半パイント(1パイント=568mlなのでその半分)で朝まで踊れる」レベルでお酒に弱いワタクシが、パブに開眼したのにはきっかけがありました。

それはロンドンでも最も古いパブの1つとして有名な、クラーケンウェル地区にある「Jerusalem Tavern(エルサレム・タバーン)」に初めて行ったとき、その「しなびすぎた雰囲気」に一目ぼれしてしまったからです。

Jerusalem Tavern の外観。看板に「 1720」の文字が。この年からこの場所にあるそうです。古いフラット通りにあります。この近くに住めたらなあ…(お高すぎて買えませんw)。

初めて行ったのは暗くて寒い真冬の夜でした。せまーい店内に2か所ある暖炉がパチパチたかれていて、雪は降ってなかったけれど、気分は「雪の降る夜は楽しいペチカ♪」と歌いたくなるような暖かな雰囲気。そしてアンティーク感があふれまくる内装に本当に「陥落した」という気持ちになりました。

そこにある小汚い椅子も机もベンチも、すすけまくった暖炉も、ぜーんぶ持って帰りたいっ!

絶叫に近い心の雄たけびをあげたのが数年前。以来季節問わずに行っていますが、夏の平日の昼間に行ったのは今回が初めてでした。そしてこ~んな幸せな写真が撮影できて、うれしかった…!

写真撮影させてくれたおじさん、ありがとうございます♡。かなりいい気持ちになってて、陽気なお二人でした。

この手の古いたたずまいのパブは「Old man pub(オールドマン・パブ)」、つまり「おやじパブ」と呼ばれています。この辺の言葉の使い方は日英変わらないのも可笑しいのですね。でもこちらのパブはただの「おやじパブ」というだけでなく、この雰囲気が気に入って「このパブを目指してわざわざやってくる」人が多いのです。

クラーケンウェル界隈にあるデザインやファッション業界の人、大学が違いので学校関係者もお客さんとしてやってきます。「ちょっと意識高い系」の雰囲気醸し出しまくりのお客さん&ひなびたアンティーク感=すべて含めて「良い感じ」のたたずまいに仕上がっているのです。

うんちくこねないつもりで書いているこのカテゴリーなのに、十分講釈垂れてますね(笑)。毎月コラムを掲載させていただいている、東京最大のリノベーション賃貸会社「リズム」さんサイトで2つのお気に入りおやじパブを紹介しています。(もう1つのパブは、当サイトでも紹介済みの「Anterope」です。)

リズムさんのインスタグラムから。

記事はリンクはこちらです。読んでくださるとうれしいです(ペコリ)。

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