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【今日の云々:カルチャー日記 in ロンドン】2020年8月31日(月)~9月2日(火)
今日見た・観た・読んだ・聞いたカルチャーを、日記スタイルで書き留めます。
■2020年8月31日(月):英ドラマ『マクマフィア』第1話を見る。
恐ろしいことに8月が今日で終わる。プチ鹿島さんが毎年言ってるこの言葉が胸にグイッと刺さります。
ほんと、もうあっという間に師走が来ちゃう…。あと4カ月、駆け足て頑張らねば~。
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一昨年12月からジム通いを始めた。その前はせっせとその辺をジョギングしていたのだが、ある日道路で派手にすっころんだ。とてつもなく痛かったよ涙。
仕事の目途が立ってからしか走れないので、夏場以外は薄暗い中を走っていた。転んだのが本当に痛かったので、それを機に「そろそろ入るか」と思い、近所の激安ジムに加入。以来、ジムのランニングマシーンで走っている。
元々走るのが嫌いだけど健康のために走ってるだけ。マシーンで走るときは映像見ながら走れるのが嬉しい。何年もドラマを見てなかったけれど、走るために「夢中になってみたいドラマ」を探すようになった。
ここ1年以上、断続的にランニングの相方として本当にお世話になっているドラマ『キリング・イブ』は、イギリスではシーズン3が配信済み。「走るときだけ」の楽しみに、大事に大事に見ていたのだが、それも明日ジムに行ったら終わってしまう涙。なので次のドラマを仕込まねばならない。
BBCのアプリをいろいろ探して、今日は『マクマフィア』1話を視聴。
既に日本で配信済みですね。あらすじはコチラから。
ロシア系ユダヤ人のイギリス育ちの青年実業家が主人公の、マフィア系スリラー。だが、この手のドラマを見るたびに思うのが「敵対国をこんなにはっきり言い切ってしまっても平気なんだなあ」と言う事。
このドラマでは「ロシアにはマフィアがわんさかいる!」という印象がガッツリ埋め込まれるので、日本だったらロシアから叱られるのが怖くてこんなの作れないよねえ、と思うのです。
でもイギリスドラマってこういうの多い。1話見た感じでは、登場人物が多くてまあまあ複雑。ジムで走りながら見るのに適しているかは不明だけれど、ストーリーにうまくのれたら頑張って走れそう。2話をダウンロードして、ジム用ドラマの候補とする。
主人公のイケメン、ジェームス・ノートンのことはあまり知らなかったけど、調べたら現在日本で公開中の『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(アグニェシュカ・ホランド監督)でも主演。
ホランド監督の大ファンなので、こちらも見なくては…。
ちなみに、私はホランド監督の作品で1番好きな『奇蹟の詩 サード・ミラクル』は日本ではDVDにはなったけど、劇場公開はされなかった。もう1回見てみようかな~。
■2020年9月1日(火):『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン3 を見終わってしまった(涙)
とうとうこの日が来てしまった。大事に大事に見ていた『キリング・イブ』、とうとう見終わってしまう…。ヴィラネル様と一緒に疾走してるつもりでランニングマシーンの上でのろのろ走っていたのに~!
シーズン3の内容は書きませんが、いくつかポイントだけ。
●今回の主役はイブではなくてヴィラネルでした。
●ヴィラネル様のゴージャスなお衣装はさらにエスカレートの一途!きらびやかなお召し物でガンガンぶっ殺します。
●絶対シーズン4は製作されます、ぜったい!(って終わり方)
個人的には、我が家の近くにイブ様が住んでる設定で始まるところが面白かった(笑)。ご近所だったので、イブさん。
というわけで、シーズン4も早くできないかな~。
■2020年9月2日(水):『女帝』の後に何を読むか?
東京のヨウコさんに送ってもらった『女帝』。
時間かかったけどロンドンの我が家にたどり着き、あまりに凄すぎてザクザク読めてしまうのをちょっと「抑えて抑えて」と自分に言い聞かせて読みました。でも先週、とうとう読み終わってしまった…(泣)。面白い本の読了って、毎度思うけどサヨナラが悲しいのよね。
夫のヒトがじっとりと「早く読み終わってよ~」の無言の圧力をかけてくる中での読書。後半は90年代からの政治の動きを記録と照らし合わせて追う作業でした。
嘘は「ホント」と信じたら、もうホントなんだろうか? 私の中で、小池百合子は木嶋佳苗と重なりまくる。でも真実は決して改ざんされたりしないのよ、百合子サマ。今後のあなたを見ているわ~。
読了の虚脱感を感じる間もなく「お願いだから、次これ読んで~」と夫のヒトに数年越し時お願いされているコチラを次に読むとします。
沢木耕太郎・著。『危機の宰相』と『テロルの決算』の2作が入った作品。今回この本をキョーレツに夫のヒトから押されている理由は、ごく最近、NHKスペシャル『渡辺恒雄 戦争と政治~戦後日本の自画像~』と、『未解決事件 ロッキード事件』を連続して見たから。
前者は最近放送したばかり。後者は2016年放送で私はすでに視聴済だったのだが、「ナベツネ(渡辺恒雄)」の方に登場する「児玉誉士夫」つながりで、再視聴することに。
『未解決事件 ロッキード事件』の方にもチラリとでてくるが、戦後の政界を動かした人たちは、巣鴨プリズンで多くの人脈を築いている。その辺のことを話しているうちに、『1960』をどーしても読んでほしいというので、まあ、読んでみます。沢木耕太郎さんの本は大好きなので。
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