© matka All rights reserved.

20193/14

【London Cafe】Milk Teeth in Tooting Broadway

毎日毎日いろんなことで自分の駄目さとか、アイデアのなさとか、「もうちょっと何とかなんないんかねえ?」と思ってグダグダ自分に愚痴っているのですが、愚痴っているうちは「もうちょっと、頑張れよ、自分!」と何らかの希望を持っている場合なんだと思うのです。

でもそういうのも全部取っ払い「いやー、もうこういうレベルは私の範疇外! 素晴らしい~」と手放しでひれ伏してしまうようなモノ・コトに遭遇することもある。アイデアとかセンスとか、もう自分では想像もつかないレベルだから、自分をネチネチなじる必要もない。すがすがしく「サレンダ~~~」という気持ちになって、ただただ楽しめる。

空間であったり、映像や写真であったり、文字情報だったり、ひれ伏すいろいろはたくさんある。そういう素晴らしきモノ・コトたちに触れることで何か吸収したり、アイデアをもらえたりすることもあるのかもしれないが、それも分からないぐらいのことが「ひれ伏す」ということだと思うので、いやはや、スゴイことを考え付く人は世の中に大勢いて、才能のある方々の創造物はまったくもって素晴らしいのです。

そんな云々を行くたびに毎回感じる場所がある。南ロンドンにある2つのカフェ「Milk」と「Milk Teeth」。この2つは同じオーナーが経営する姉妹店。どちらに行っても毎回毎回、飽きずにひれ伏している。

まず食べ物がスゴイ。1皿1皿工夫されていている。まずぱっと見キレイ。

この日のスペシャルメニューだったワッフル。

そのうえで1つ1つの構成要素、例えばクリームもホイップした上で薄く味がついているし、ベッコウ飴にもハーブが加えられている。

下の写真2つは昨年に撮影したもの。定番メニューだけでなく、日々スペシャルメニューがいろいろあります。

昨年Milkで食べたトウモロコシの粉のパンケーキ。飾ってあるドライ・オレンジも手作り。
夏限定のソフトクリーム。こちらはオリーブ味。うすーく塩味と甘味がついていて、暑い日にさっぱり美味しく食べられます。

こんなメニュー、どうやって考え付くのかな? 

そして「やりすぎない」けどこだわっていてるインテリアもいい感じ。

Milk Teethの店内。

そんなこんなで毎回行くと「ほ~」とか「は~」とか一通り思い、店主のセンスの良さとアイデアの豊富さに驚き、その後コーヒーと軽食を美味しくいただき長居しております。

毎月更新の「リズム」さんでの連載で、そんな思いを含めつつ、大好きなカフェ2つを紹介しております。

書いている内に、またこのカフェに行きたくなってきました…。今週末、行こうかな。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

【Podcast278】Londonならではの「庭に来るキツネ問題」。8割ぐらい解決した?

過去に何度か「庭のキツネ問題」について話したのですが、今回「これは!」という解決法を見つけたのでお喜び中のフローレンスです。

podcast277

【podcast277】2024年世界のニュース座談会

2024年も終わりです。長かったような短かったような。マトカの2人であれこれ振り返って話してみると、改めて考えさせられることも多いニュースばかりでした。2025年が今より良い世界でありますように。

【Podcast276】いよいよ年末!大掃除より〇〇に明け暮れる日々 in London

いよいよ2024年も残すところあとわずか。仕事に加え、あれこれ用事も立て込み気ぜわしい毎日です。

podcast275

【podcast275】2024年に亡くなった方々を偲んで

今年も訃報のニュースを見るたびに、「ああ、そうなのか…。」としばし手が止まることがありました。本や映画やテレビで接してきただけですが、それでも寂しい気持ちになります。2024年に亡くなった方々について2人で話してみました。

【podcast274】ついに来た「親の老後」。遠隔でどこまでできるか?

今回はフローレンスが現在直面してる「親の老後問題」について話しました。フローレンスの父が6年前に他界して以来、母は1人暮らしをしています。しゃんしゃんとした母でしたが、昨年から「あれっ?」と思うことが続出…。

ページ上部へ戻る