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【前のめりでスキップ】2019年9月11日(水)~15(日)「間違ってるよ…」「真夜中のできごと」「白髪さん、こんにちは」(by Hanako)
※【前のめりでスキップ(ロンドン日報)】
かなりせっかちで前のめり。急がば周れないばかりか、地団駄踏んで転んでる。プリプリ怒って日が暮れる。そんなハナコのロンドン暮らしの日報、書いた分ずつちょこちょこ更新します。あまりロンドンぽくなくてすいません。
■2019年9月15日(日):「白髪さん、こんにちは」
昔テレビのCM(たぶん養毛剤のCM)で「髪はなが~い友だち」と言うコピーがあった。
「髪」と言う漢字は「長」と「友」の字が組み合わさっている、と言う旨のCMだった…とここまで書いて、何気なく検索してみたら…ありました↓。
いまでも「髪」と言う漢字を書くときはこのCMコピーを思い出す。子ども時代の刷り込みは恐ろしい。それこそ「長い友達」である。
髪の話は外で話すことはあまりないが、旦那のヒトは人を見るときまず最初に頭部(髪の毛)から見るらしく、(特に家で)年がら年中髪の毛の話をしている。これは旦那のヒトの「切ない悲しみ」(←お察し下さいw)が根底にあっての行動なので、この部分は思い切りいたわって接している。
しかし気にしている割には「仕方ない」的な「戦う前から戦力放棄」みたいなこともよく言うので、そういうときは「ちょっと頑張ろうよ」みたいなことまでは言ってみたりもする。
そして美容師の友人から教えてもらったヘッドスパ的なものをやってあげるのだが、すると髪がどうとかということではなく単にマッサージが気持ちが良いらしく、年中「頭マッサージ希望」と言われてしまう。
希望通りにやってあげるとさらに図に乗り「顔マッサージも希望」とかも言われる。
確かに顔はツボだらけなので、美容効果がどうとかは関係なく大変気持ちが良いものである。でも特に美容効果を求めていない旦那のヒトに「顔マッサージと言われても…」という気持ちもあるので、あまりに増長が過ぎた場合は「さんざんマッサージを教えてあげてるのだから、自分でやりなはれ」と言い放ってそこからはほっておくことにしている。
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さて前置きが長くなったが、ワタクシの髪の話。
ワタクシは子供のころから膨張系のくせ毛で、しかも髪の毛の量が驚くほど少ない。
くせ毛の方はここ10年以上は「縮毛矯正」しているので、普段はくせ毛なことを忘れている。今話題のドラマ『凪のお暇』の凪ちゃんほどアフロではないものの、子供のころはまあまあの「ぽわぽわ」で、「マッシュルーム」とからかわれたような記憶もある。あまり心の傷になっていないのは、ワタクシ自身も「まあそうよね。マッシュルームよね」と思って納得していたからだ。
そんなワタクシが「いつか来るな」と覚悟していたことがある。それは
「白髪」。
両親共に割とちゃんとした「白髪のヒト」だったからだ。
子どもの頃から親の髪を見ていたのでワタクシも割と早い段階でそうなるのかな~と思っていたのだが、兄になかなかその兆候がみられないことから「ん? どうなのかな」と思っていた。
しかしいよいよ来ましたよ…。白髪様のご到来。
今年になってから白髪をチラチラ発見するようになった。
月に1本程度だった発見率が週に1回になり、いまでは1本ではなく2~3本に。発見した各々の白髪様が「すでに結構長め」だったりして、毎回新鮮に驚いてしまう。
ワタクシの少ない髪の毛の中でこんなに長いこと(たぶん1カ月に1センチ伸びるとして、1年ぐらい)ひっそりと生息し、伐採にも耐えてここまで長らえてきたんだねえ。
…と一瞬情がわくけれど、現在のところは「1回に2本ぐらい」なので、美容師さんから指導された通り、「抜く」のではなく根元からちょきんと伐採(カット)してサヨナラしている。
髪は長い友達。
今後白髪がどの程度まで進むのか分からないけれど、白髪の分量がどっと増えたところで伐採をやめ、「染めるか」「そのままにするか」の選択をすることになる。
ワタクシは髪の毛が少ないので、今のペースで白髪化が進めば 3年ぐらいかな、と予想中。
そのときのワタクシの心持ちや趣味趣向がどうなっているかは不明だが、現在妄想中の未来予想図では「黒ではなくて、金髪に染める」ことになっている。
今までただの1度も髪を染めずに生きてきた(ハイライトとかもしたことがない)ワタクシが、いきなりブロンドになんかしちゃって大丈夫か? そんなに一気に跳躍して落ち着かなくなったりしないのか? とかはやや懸念。
でもそんなことを考えていると、まあまあ楽しい。
数年後金髪の似合うおばさんになれてるといいなあと思いつつ、今はまだ伐採に励んでいる。
■2019年9月12日(木):「真夜中のできごと」
昨夜のこと。真夜中に思い立って洗濯を始めた。台所にある洗濯機に洗濯物を詰めてスイッチオン!
自室に戻り、仕事の続きをやっていたのだが…何だか「ピーピー」と変な音が聞こえてくる。
洗濯終了まではまだずいぶんあるはず。うちの音じゃないよね(でも、滅多に隣の音なんか聞こえないのになあ…)。
しばし忘れて、PC前でパタパタとキーボードをたたく。
一向になりやまない「ピーピー音」。
嫌~な予感。
見に行くと、洗濯機にはエラーメッセージが出ており、 扉も開かない。
あーあ…。こりゃ大変だ。
その時点で12時半。
エラーメッセージを頼りにマニュアルを読んでみると、洗濯機の下部にある「なんちゃら」と言う名のパイプが汚れて詰まっているから、下の「何とか」っていうフタを開けてパイプを抜き出して洗いなさい、ということらしい。
あいにく昨夜は旦那は出張中。一人だけどやるしかない。
ワタクシ一人でずらすには重過ぎるシンク下の板を外して「なんちゃらパイプ」の入った「何とかっていうフタ」までリーチするのに1時間。
夜中に洗濯を始めたことへの後悔と、「どうして今晩起こったのよぉ~」という悲しさと、 重いし、板のささくれで手は切っちゃうし、ホースで先に脱水したので水浸しになってるし、何だか涙がちょちょ切れてくる。
フタをこじ開けるにも一苦労し、やっとのことで発見したなんちゃらパイプ。しかしスクリュー型になっているパイプを抜き出そうにも、握力15以下のワタクシは回しても回してもパイプがまったく緩まない。ここで30分。
ゼイゼイ言いつつやっとのことでパイプを抜き出すことに成功!したけれど、抜き出してみて“超”あぜん。
パイプはまったく、全然、ちっとも汚れていない!
これが原因じゃないなら、一体何?
もしかして今晩解決しないかも?
この努力は水の泡?
気持ちを抑えて、全く汚れていないパイプを一応洗う。再度元の場所に突っ込み、重過ぎるシンク板をはめこみ(ああ、これが1番辛かった)、絶望的な気持ちで再びスイッチを押すと、何事もなかったかのように動く洗濯機。
一体何だったの?
無事扉も開いて中の洗濯物も取り出せたし、最終的には事なきを得たのでした、というだけの話といえばそうなのだけど、ものすごく大変だったのに頑張った感も達成感もなく、残ったのは深い疲労感と切り傷3カ所だけ。
世の中は予測不能ないろいろに満ちあるれているものなのであると、改めて噛み締めた午前3時。
長々書きましたが「ものすごく大変だったんです」と言いたかっただけでした。唯一良かった点は、普段は睡眠導入に時間がかかり不眠気味のワタクシですが、この後あまりの疲労で一瞬で爆睡できたこと。
1個ぐらいはいいことあったか。
■2019年9月11日(水):「間違ってるよ…」
今年も何も買わずに終わった夏のセール。買わないけれど検索だけはたっぷりしたものだから、ワタクシのSNSの広告は最近ファッション関係の広告だらけ!
しかも、なぜかわからないけれど、お高いブランド広告のオンパレード!
TopshopとかH&Mとか界隈しかうろついてないワタクシなのに、
MiuMiuとかPradaとか 、ハイブランドの広告ばっか!
そんなところ、ググりもカスリもしてないのに。
来る日も来る日も素敵なお洋服の広告がドワドワ流れるワタクシのSNS。見てるだけだし楽しいと言えば楽しいのだけれど、あまりにも毎日ピコピコしてるものだから、ちょっと↓言いたくもなってきた。
「一体どなたさまがアフェリエイトの設定しているのか知りませんが、あなたさまのアルゴリズム、間違ってますわよ」
ワタクシに見せても無駄だからさ。
追記:その後Youtubeまでもがハイブランド広告をワタクシに見せつけるように。意味ないよ、CHANELさん(笑)。
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