© matka All rights reserved.

ソール・ライター

201911/28

【写真交換日記195】from Tokyo「こんな寒い日には」

靴職人、すごく憧れます。いい靴は見ているだけでもうっとりしますよね。「いい靴はくと素敵な場所へ連れて行ってくれる」ということわざにもあるように、靴はいいものを履きたいものです。(実際はスニーカー が多いですが。)

最近、とっても寒くてブーツが欲しくなる季節ですが、こんな日は家から一歩も出ずにウダウダしたいのが本音。そんな時に、コーヒー片手に眺めるのに最適なのは、写真集だと思うのです。ストーリーを追ったりせずに、ただウダウダ。

ここでオススメの写真集を。

All about Saul Leiter ソール・ライターのすべて
青幻社 2017年 2500円(税抜)

『究極の人間ウォッチング』

「It is not where it is or what it is that matters but how you see it」(重要なのは、どこで見たとか、何を見たとかいうことではなく、どのように見たかと言うことだ。)
などのライター自身の言葉とともに、写真家 ソール・ライターの作品を通してニューヨークを見ることができる本。渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムの展覧会(2017年)に関連して発行されたこの本は、写真展同様に、めくる喜びに満ちていて、何度見ても新鮮だ。「きっと日本人が好きだろうな」と思う写真の数々は、空間の切り取り方やアングルがどれも洗練されたており、浮世絵を収集していたライターならでは。

日々精力的に撮影をしつつも、「幸せの秘訣は、何も起こらないことだ」「取るに足らない存在であることには、はかりしれない利点がある」といった彼の言葉は興味深い。徹底して「ただの観察者」であることを望んだのは、解説によると「禅」の影響だろうか。また、彼自身が「コーヒーを沸かす間」に描いた抽象画や女性の絵も見応えがある。
手元に置いて、ちょっとした空き時間、コーヒー片手に「ライター流、究極の人間ウォッチング<ニューヨーク版>」を楽しもう。あなたがいつも見る日常の風景も違って見えてくるかもしれない。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

podcast75

【podcast75】長谷川町子さんの作品について語る

今回は、フローレンスが子供のときから愛してやまない長谷川町子さんの作品について語りました。

20209/21

【今日の云々:カルチャー日記 in London】9月21日(月)〜更新中「現在、玉木宏と高橋一生に翻弄され中」

今週はバタバタ忙しいのに、本日もかなり無理してジムに行った理由はただ1つ、『竜の道』5話が見たいから! これ見ると、走るの大っ嫌いなわたくしがいつもより長めに走れてしまうのだから、凄いのです。

Photo by Clay Banks on Unsplash

20209/21

【今日の云々:カルチャー日記 in 東京】9月14日(月)〜9月20日(日)

amazonオリジナルドラマ『The Boys ザ・ボーイズ』シーズン25話視聴。前から思ってましたが、MMが知性と冷静さと優しさを兼ね備えた人で、つくづくいいひと。ヒューイとブッチャーの関係の定着がホッとする一幕も。凶暴なお兄ちゃんと温和な弟なんだね。ホームランダーの地位の揺らぎ、そして、とうとう最悪のカップル誕生しちゃったよ。

20209/20

【今日の云々:カルチャー日記 in London】9月14日(月)〜20日(日)

今週は『レイルウェイ』のレビューを書くだけで勝手に息切れ。お恥ずかしい。今週見たものをざざっとプレイバック。

20209/20

【お知らせ】「コロナ禍で「庭付き戸建て」のブーム到来、不動産マーケットが活況に!」Pen オンライン版配信

『Pen Online(雑誌『Pen』オンライン版)』さんの【コロナと闘う世界の都市から】のコーナーで、ロンドンの情報を書かせていただいています。

ページ上部へ戻る