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【写真交換日記165】from London「明けない年はない」by hanako
七草も過ぎ、明日11日は鏡開きですね。
1月2日から通常営業のイギリスなので、本来ならばもうお正月モードはなくなっているはずなのだけど、今年は昨日(1月8日(月))が仕事はじめだった人も多いよう。なのでまだ何となくスローペースのイギリスから、改めましてあけましておめでとうございます。
去年も一昨年もその前の年も、思えばロンドンで出会った10年以上前からお世話になり続けているけれど、今年はたぶん今まで以上にお世話になり、一緒に頑張る年にしたいです。今年もどうぞよろしくね。
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1年1年、あっという間に過ぎる様になってどのぐらいたつのかな?
子どものころ、たった1カ月の夏休みが永遠のように感じられたのにねえ。
でもあっという間に1年経つのに、真逆の思いがよぎるときもあります。「この仕事、終わらないんじゃないの?」とか「この状況に出口はないんじゃないのかな」、大げさに言えば「明日は来ないんじゃないの?」という、簡単に日々が、状況が進まない「行き詰った事態」になることが多いのも大人ならではなのでしょう。
個人的な問題はもちろんだけど、政治や社会情勢も含め、自分の考えとは真逆に物事が動いていく。
それを自分だけでは解決できず、ただ見るしかない苦しさや無力感。
でも毎年思うのだけど、それでも年は明けるんですよね。
新しい年が必ずやってくる。
ラジオ体操の歌みたいに「希望の朝」や「喜びに胸を広げ」て大空をあおげない日もあるのだけど、それでも新しい年、新しい日は必ずやってきて、何らか少しは動いていく。
年の初めに、いつもそんなことをぼんやり考えます。
私は冬好き、灰色の空が好き、1年中寒い気候でいいのだけれど(笑)、それでも青空を見ると「それもいいな」と思います。
年が明けて以来、曇り空の日が多いけど、この写真は数日前、今年になってもっとも晴れた日の写真です。
すごく寒い日で、窓についた水蒸気が影になって映っています。
小さな家の窓から見える「大空」ってほどでもないけど、鮮やかな青空を眺めつつ「さて、今年も頑張るか」とふつふつ思う年始です。

【podcast196】映画『BLUE GIANT』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』から感じた夢と目標の置き場所
人生も長くなり、状況もどんそん変わっていく世の中で「夢」も変化していっているのかなと思います。最近のエンタメでも「夢」は持ちつつ、実際の「目標」をどこに置くのか。というリアルな課題が登場人物に課されることが多いなあと思います。そのことを考えるきっかけになった2つの作品を紹介しながら、あれこれ話してみました。

【Podcast195】故ジャニー喜多川氏の「ある疑惑」に迫るBBCドキュメンタリー
日本でも一部の人たちには話題ですが、3月7日(イギリス時間)に故ジャニー喜多川氏による性加害について取材したBBCドキュメンタリーが放送されました。タイトルは「プレデター:J-popの秘密のスキャンダル(原題訳)」。なかなかショッキングなタイトルです。

【podcast194】私たちの好きなナレーター、ナレーション
以前から自分の声や話方にコンプレックスのあるワタクシ、いい声や話し方に対して憧れが強く、普段テレビ番組やラジオを聴いていてナレーションを気に掛けることが多いです。一方、ドキュメンタリーを数多く視聴するフローレンスさんもナレーションの重要さを実感していて、2人で好きなナレーターについてあれこれ話してみました。