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【podcast55】「新型コロナウィルス、イギリスの現況報告③ (2020年5月1日録音)」
こんにちは。フローレンス22世です。
地球の反対側に暮らす ロンドン在住の「フローレンス22世」と東京在住「豊里耳(とよさと みみ)」。 2人がぐるっと電話でつながりアレコレ話す「環・地球おしゃべり」、それがマトカのpodcastです。
今回は新型コロナウィルスについてのイギリスの現状の第3弾をお伝えします。
この録音を行った前日の4月30日、ジョンソン首相は「イギリスはピークを通過した」と会見で宣言しました。
確かに1日の死者数、そして入院患者数は下限カーブを描いており、良い兆候です。とはいえ、これは厳しい行動制限による「人工的に作り出した下限」です。ロックダウンを安易に解除してしまった場合、第2ピークがやってきてしまいます。
ですので政府は大変慎重です。政府が設定したターゲットをクリアするまで、ロックダウン解除は行わないと何度も語り、まだ具体的なロックダウン解除スケジュールを発表していません。
とはいえ現在のロックダウン延長期限は5/6まで。その前に今後どう動くのかの発表があるようです。
そんな状況も含め、ポッドキャストで語りました。
話の中で「R(アール:1人の感染者が何人に感染拡大したかの率)」について話しています。4/30に「R」について会見で動画(↓)を観ながら解説があったのですが、分かりやすくできています。
こういうの作らせたら、イギリスはすごく早くてうまいんですよ…。でも遅いこともたくさんアリアリなので、なんていうか、やはり国民性による得意不得意はあるのだなあと。
下記イブニングスタンダード紙は、政府は5/26に学校、店舗、オフィスを再開することを「ベストシナリオ」としている、という報道もあります。
来週(5/4月~の週)には何らか詳細が分かると思うので、またお伝えしようと思います。
聞いてくださると嬉しいです。
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