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前のめりでスキップ(ロンドン日報)2018年2月12日(月)「イライラ」by hanako
※【前のめりでスキップ(ロンドン日報)】
かなりせっかちで前のめり。急がば周れないばかりか、地団駄踏んで転んでる。プリプリ怒って日が暮れる。そんなハナコのロンドン暮らしの絵日記。あまりロンドンぽくなくてすいません。
日本は確定申告の季節ですね。日本の国税庁のエライお方のニュースはもちろんヨーク知っていますし、この辺のニュースをめぐることにも毎日「イライラ」しているけれど、本日ワタクシがマックス「イライラ」しているのは、日本じゃなくて、イギリスの国税庁。
私はイギリスに住んでいるものの、ライター稼業の収入のほとんどは日本から。この辺のことをクリアにするため、日本に提出すべき書類がある。その1つが「居住者証明書」。ワタクシがイギリス在住なことを国税庁が書面で証明してくれる書類です。
この書類の入手に毎年毎回、ホント―――に苦労している。以前は国税庁にお手紙を書き、入手できるまで何度も電話する(毎回繋がるまで1時間以上掛かる)というプロセスだった。時間が掛かるし、本当にストレスだった。
しかし時は流れ、いろんなことがスローなのに「手間かけないことに一生懸命」なことには定評があるイギリスらしく、このメンドクサイやりとりがある年からネットできるようになり、そして今や「つながるまで1時間」だったら電話もしなくてよくなった。
電話の代わりに「チャット」で繋がるようになったからだ。
…と、ここまでは素晴らしい。イギリスにも21世紀が来た気がする。
ところが、肝心の「居住者証明書」がなかなか届かない点はまったく変わらないのである。
しかも今回は今までの中で最悪。3回催促してもまだ来ないのだから。
私が今回証明書発行申請をしたのは1月頭。一応記録上は、1月前半に1回目の発送され(1回目)、そしてワタクシのクレームにより1月末に再送付(2回目)されたことになっている。毎日毎日マンションの共同玄関の郵便物置き場を皿のように眺めているけれど、残念ながら届いていない。
仕方ないのでまたチャットする。
今回のチャット相手は「ロブ」。単語の選び方や書き方から、「やる気のなさ」がみなぎりまくる若い男性と脳内想定。
「届かない」と確認されてから2週間たたないと再発行しないと前回のチャットで聞いたので、再発行から2週間かっきり待ってからチャットしたのに「平日だけカウントして14日経過後」だったらしく、交渉しても「今は何もできません」の一点張り。
ルール通りに行かないことだらけのイギリスなのに、こういう杓子定規のルールは守るんだよね…。忖度が…ないっ!(涙)。しかも謝らない!
急いで取り寄せる必要があるから、こっちは焦っているのだよぉーーー! なんて叫びも通じない。
「イライラ」…(怒)
そしてさらに「イライラ」を募らせたのが、チャットを途中で
「ブッタ切り」
されたのである。
話の途中で電話をガチャ切りされたら…頭に来ますよね? それとほぼ同じ。チャットのガチャ切りも相当頭にくる!ものだと知りました。
何とか再々発送してもらおうと交渉しても、やる気のないロブは「2月●日までできない」の一点張り。そして「もうこいつに言うことはない」と思ったのか、途中で会話を
強制終了。
えっ…切った!?
びっくり。
あまりの怒りで、パソコン前でワナワナ震えるワタクシ…。
こういうときに毎回思う。「私は何故イギリスに住んでいるんだろう?」と。(注:年中そう思ってるんですが、それでも住み続けているのには良いこともあるからなのですが、その辺はゆっくりと書きますねw)。
そんなこんなで、いまだに居住者証明書は未着です。届かない理由は国税庁が実は送ってないからなのか、郵便配達が間違っているのか(その可能性も大アリ)は分からない。でも届いていないことには変わらない。
絶対必要書類なので、諦めるわけにいかないのがツライところ。届くまで何度でも連絡しなきゃらんのです。
2度あることは3度あるのか? それとも3度めの正直となるか?
現在のところ、前者な気がしてなりません…。

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