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20176/29

【写真交換日記153】from Japan(一時帰国中)「猫の処遇」

フクロウのアップ写真、迫力ありますなー。

動物カフェの動物たち。たしかにストレスなのかもしれない。でも飼えない場合、動物と触れられる場としてはいいですよね。

ロンドンで住んでいるマンション(フラット)は自分の家なのに原則ペット禁止で「ペットを飼いたいときは建物のオーナーへの許可が必要」と契約書に書かれています。

本当は犬が大好きだけど、庭もないし現在のライフスタイルでは動物を飼うのはどのみちムリそう。なので知人友人が飼っている犬や猫をせっせと可愛がる日々です。

昔、動物は怖くてキライでした。道で犬を見ると、逃げていたような子どもだったんです。

でも20年前にちょっときっかけがあって実家で子犬を飼うことに。雑種系子犬のシーちゃんが我が家にやってくると、動物に対する意識が180度変わってしまった。

「遊んで、遊んで」いつも私を待っている。
「ご飯ください」と「遊んで」以外を要求しない。
買い主のことを大好きになってくれる。

ただひたすらに愛を求めてくるシーちゃんに、ペットは「家族」なんだと教えてもらいました。

シーちゃんは震災直前の2011年に亡くなって、あまりに悲しかったので「もう動物は飼えない」と両親も私も思っているのですが、実は今、実家の庭に野良猫が“ほぼ”住み着いてしまっているんです。

両親は病気だし、もう動物は飼えない。でも7匹の猫がかわるがわるやってくる。裏庭の隅に泊まっていったり、朝になるとやってきたり。

写真は子はこのゴミ箱上が定位置。

きっとお腹が空いているはず。でも「ご飯をあげたら7匹では済まなくなるし、家で子どもも生んでしまうかも」―そう思うので、両親も私も心を鬼にしてご飯をあげないことにしています。

母が入院していたとき、一時猫たちは来なくなりました。父と2人「ちょっと寂しい気もするけど、ほっとしたね」と言っていたのだけど、母が戻ってきたら猫はまた戻ってきてしまった。

毎日ご飯時になると台所から見える塀の上でじっとこちらを見つめている。「ご飯ください」と言っているのをひしひしと感じる。だから辛すぎるのでなるべく窓の外を見ないようにしています。

そんなこの子たちの処遇に、日々悩む日々。可愛いけれど、飼えない。見る度に胸が痛くなる。そんな猫との日々@実家を過ごしています。

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