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ピーター・ドイグ

【写真交換日記221】from Tokyo「心地よいところをついてくる絵」

更新遅くなってすみません。36度を超える祝日、マスクも汗だくにな猛暑日の中、ものすごく久しぶりに美術館に行って来ました。その美術館は東京国立近代美術館。「ピーター・ドイグ展」目当てでした。ピーター・ドイグについて私はあまり知らなかったのですが、イギリスで活躍する現代アーティストの彼に関してはハナコさんはよく知ってるかもしれないですね。

コロナ禍の開催と言うことで、時間予約でチケットをあらかじめ購入して訪れると、まばらではありますが、それなりにお客さんも入り関心の高さをうかがえました。外気とは対照的にひんやりとした館内はおしゃべりも禁止で、しんとした空間でピーター・ドイグの大型の絵画の数々がより際立っているように思いました。

作品はどれも色彩の組み合わせが新鮮でありながら穏やかな印象で、私は心地よいところをつかれている感覚でした。

上の絵は「なんだか日本っぽい感じだな」と思ったら、小津安二郎の映画「東京物語」を念頭において描かれた作品だとか。下の絵は何か夢の中の1シーンのように不思議なそれでいて落ち着く絵のように感じます。

また、ピーター・ドイグが自身で映画の上映会を開いていた際、映画の宣伝用に描いた絵がずらっと並んでいて、どれも時間をかけずにささっと描いたような絵なのですが、それらが最高にセンスいいのには感服です。

混んでない涼しーい美術館、ピーター・ドイグの世界に浸る時間、夏を少しだけ楽しめた気がします。

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