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【絵葉書通信17】from Yoko in Tokyo

すっかり秋になったかと思いきや、今週は突然の小春日和。「汗だく」「寝苦しい夜」カムバーックだったロンドンに、まだまだ猛暑の東京のヨウコさんから秋の風情の素敵な葉書が届きました。

サザエさんの服装、色づかい、ほそくキリっと引かれたペンの味わい、すべてが美しい!!

まだデジタル時代ではなかったときの、絵の具の風合いも素敵。なんとも素敵なポストカード、嬉しくなりました。

↑いつも切手も工夫してくれるヨウコさん、ありがと。今回は1週間弱で到着したので、郵便事情は通常にもどったみたいです。良かった。

サザエさんを読んで育ち、『サザエさんのうちあけ話』を愛読しているワタクシ。これからはヨウコさんとも話がシェアできますね。それも嬉しい♡

「線が美しいイラスト」と言えば、『暮らしの手帖』の花森安治(↓)さんの「震える線」が好きですが…

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町子さんの「震えない線」も改めて本当に素敵。

サザエさん初期の町子さんの線は柔らかく、太いけど、キャリア後半の町子さんの線はまったく震えない。潔くまっすぐ、ほそく、すがすがしい。

↑バースデーケーキのこのイラストもいいですね。真似したい可愛さ。

うっとり暫く眺め、そして書いてくれた文章も心に「キリっと」刺さったです。

今年もあと3カ月ちょっと。ヨウコさんが書いてくれたように、「前に進まないとね」。

町子さんの絵のように凛々しく、残りの2020年、頑張りたいです。

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