© matka All rights reserved.

【今日の云々】人は「ふわトロ」になぜ弱い? by Hanako
ときどき考えるのだけど…
なぜに人は「ふわふわ」と「トロトロ」に弱いのだろうか?
「ふわふわ」「トロトロ」という形容詞についただけで、その食べ物はすでに美味しい匂いを放つのだから、言葉の持つ力はすごい。
食べてもいないのに、誰もがその食べ物は美味しいと決めてかかる。
まるで呪文。
「ふわふわのパン」
「黄身がとろとろの半熟卵」
お~、聞いただけでふわふわなパンにたっぷりバターを塗りたくりたい衝動にかられますねえ。
そして黄金色のトロトロ半熟部分にお醤油「ちょん」ってたらして、一口でパクッといきたいわぁ。
食感や色味、そして味が想像できますよねえ。
小さな「っ」が付くとさらに最強。
「ふわっふわのシュークリームの中のに、
トロットロのカスタードクリームが入ってるよ~」
…食べないわけにはいかんでしょう。
別に目の前にあるわけじゃないんだけど。
そして何て言っても最強なのは「ふわ」と「トロ」が合体した
「ふわトロ」だ。
「作りたてのアツアツのオムライス」
「作りたてのふわトロオムライス」
どっちが美味しそう?
聞くまでもありませんよねえ(笑)。
でも、でもね。私は日ごろはどちらかというと堅くて歯ごたえのあるものを追い求めていきているんですよ。
日本に一時帰国中の楽しみはスーパーとコンビニ巡りですが、スーパーに行くたびにおせんべいとかイカの軟骨とか砂肝とかを無意識に探すぐらい、「堅モノ」を深~く愛しているんですよ。
そんな私でさえ、「ふわトロ」と言われると「ビクッ!」としてしまうのだから、この擬音語はもう音そのものに味があるような気がしてならない。
…とそんなことを考えながら、毎月「ポテンシィ」さんのサイトで連載させていただいているコラム掲載用のイギリスの夏のデザート「フール」を作ってみました。
程よく泡立てたクリームはふわっふわ。
新鮮果物を砂糖となじませて…
やっぱり「ふわふわ」は音だけじゃなくて食べても美味しいようです…。
ふわふわで軽いから、本当にどんぶりいっぱいペロリ!っと食べられるレベルの美味しさ。でもすっごく作り方は簡単です。
そんな「ふわふわ」「美味しい」「簡単」の三拍子揃ったレシピをポテンシィさんのサイトで公開しております。
覗いてくださるとうれしいです。
potencyさんサイトでの連載、更新になりました。夏に美味しい、イギリスのフワフワデザート「フール」についてです。激簡単レシピを紹介しました。読んでくださると嬉しいです。本当に美味しいです!https://t.co/GEXHk4MSTl pic.twitter.com/Blxqe7PDl3
— matka (@matka_cr) August 27, 2018

【podcast298】ウスターソース&中濃ソースを手作りしたら「モヤモヤ」した。
長くロンドンに暮らしているわたくしフローレンスですが、日々の自宅での食事は「なんちゃって和食っぽいもの」も含む「和洋折衷ゴチャゴチャ料理」です。

【podcast297】アンチエイジング or アンチアンチエイジング(あらがうかありのままか)?
日々徒然に考えてしまうのが、アンチエイジングについてのことです。年を重ねるのは当たり前のことですし、健康第一なのですが、美容的に「どこに落としどころを置くか」という自分に納得のいくところを「抗いたい」と「自然体でまあいいか」の間で模索する日々。

【podcast296】イギリスのパーティシーズン到来!パーティ料理修行中です。
イギリスにやっと暖かい季節が来ました。ガーデンパーティがこれから増えるのですが、非日本人パーティに持って行く「パーティ料理」は、日本人相手のそれとは異なるのです。

【podcast295】漫画・アニメ『チ。-地球の運動について-』ついて
前回のフローレンスさんの新ローマ教皇についての話題からの流れを汲んで、最近読んだ漫画『チ。-地球の運動について-』についてあれこれ話してみました。物語は15世紀のヨーロッパを舞台にしたフィクションですが、当時の人が地動説を説くことの困難な状況を鑑みることができ、しかし、人の思想の多様さや自由さを誰にも抑えることはできないと思える作品でした。

【podcast294】新ローマ教皇レオ14世+映画「教皇選挙」について話してみた。
新教皇が誕生して1週間。耳さんも映画「教皇選挙」を見に行ったとのことで、改めて新ローマ教皇・レオ14世はどんな方なのか? また映画「教皇選挙」にまつわる疑問等を話しました。