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【ラジオが好きなもので】「TBSラジオ 荒川強啓 デイ・キャッチ!」終わってしまったよ
日本におりますYokoです。フリーランスで自宅勤務の私にとって、ラジオは同僚であり先輩であり、先生であり、友達のような、なくてはならない存在なのですが、4月の番組改編にあたり、とうとう、TBSラジオの「荒川強啓 デイ・キャッチ!」が終了してしまいました。
24年間ありがとうございました。聴いてくださった皆様と夕方の日常をご一緒できたことを出演者スタッフ一同から改めて御礼申し上げます。 #daycatch pic.twitter.com/2zzw2l58JH
— TBSラジオ 荒川強啓 デイ・キャッチ! (@daycatch_tbs) 2019年3月29日
この番組は平日3時半から始まる報道番組で、「聴く夕刊」として実に24年間の長きにわたって続いた番組でした。
私が聴き始めたのは6年前ぐらいですが、3時半になると「おお、もうこんな時間か」といった具合に時報として、またカンフル剤として、夕方から夜にかけての仕事に力が入る時間でした。
この番組が2019年3月29日で終了してしまうと知って、なんと残念な気持ちになったことか。それは端的に言えばこの番組が持つ「わかりやすいニュース解説力」、「忖度一切なしの意見」、「角度を変えた視点」がとても魅力的だったからです。
荒川強啓さんとアシスタントの片桐千晶さんが軸となって、曜日ごとの「デイキャッチャー」やニュース解説員、「ニュースプレゼンター」が入れ替わり立ち代り、様々なニュースを取り上げ解説してくれていました。
共通して言えることは、「きちんと政治や世の中をチェック(監視)していこう」という姿勢です。多分これは生放送のラジオだからできたことだと思います。ただニュースを当たり前のものとして捉えるのではなく、どう伝えるか、疑問なところはどこなのか、そしてどうリスナーに考えてもらうかを意識した番組制作だったと思います。
私は日々生身の言葉で聞いていて、受け取って考えさせられることもいろいろありました。かといって、重々しいことばかりでなく、ちょっとしたおもしろニュースや、「時事川柳」などクスッと笑えるところもあり、
本当に夕方にぴったりの番組だったと、多くのリスナーは思っていたのではないでしょうか。
もしかしたら強啓さんがご高齢ということもあるのかとも思いますが、
番組の若返りはあったとしても、この時間は報道番組であって欲しかったと、切に思いました。(新番組は「ACTION」https://www.tbsradio.jp/action/)
前の時間が「たまむすび」(ゆるやかなお笑い番組)後の番組が「アフター6ジャンクション」(わんこそばカルチャー番組)とあって、間は気を引き締める意味でも報道番組が適切かと思いますが、それ以上に、「きちんと政治や世の中をチェックしていこう」という気概のある番組が消失してしまうのは、リスナーがニュースに対して新たな視点を持つ機会の消失でもあるからです。それは大げさに言えば、選挙から政治にも影響することかと思います。
新番組は「ACTION」は聴きますが、
宮台真司さんの「ケツナメ発言」(忖度なしの象徴言語)ロスになりそうなので、「大沢悠里のゆうゆうワイド」が平日帯を引退して土曜日だけ続けているように、「荒川強啓 デイ・キャッチ!」もせめて週末復活しますように!

【podcast196】映画『BLUE GIANT』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』から感じた夢と目標の置き場所
人生も長くなり、状況もどんそん変わっていく世の中で「夢」も変化していっているのかなと思います。最近のエンタメでも「夢」は持ちつつ、実際の「目標」をどこに置くのか。というリアルな課題が登場人物に課されることが多いなあと思います。そのことを考えるきっかけになった2つの作品を紹介しながら、あれこれ話してみました。

【Podcast195】故ジャニー喜多川氏の「ある疑惑」に迫るBBCドキュメンタリー
日本でも一部の人たちには話題ですが、3月7日(イギリス時間)に故ジャニー喜多川氏による性加害について取材したBBCドキュメンタリーが放送されました。タイトルは「プレデター:J-popの秘密のスキャンダル(原題訳)」。なかなかショッキングなタイトルです。

【podcast194】私たちの好きなナレーター、ナレーション
以前から自分の声や話方にコンプレックスのあるワタクシ、いい声や話し方に対して憧れが強く、普段テレビ番組やラジオを聴いていてナレーションを気に掛けることが多いです。一方、ドキュメンタリーを数多く視聴するフローレンスさんもナレーションの重要さを実感していて、2人で好きなナレーターについてあれこれ話してみました。