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【今日の云々】ストックホルムの朝は…
このタイトルを見て、ピンと来た方は…きっと私と同世代なのでしょう。
ストックホルムの朝…はどうしたって?
はい、ストックホルムの朝は
「ネスカフェで始まる」
んですよ (笑)。
「何言ってるんじゃい!」というお方…がたぶんほとんどですね。
これはネスカフェCMのストックホルム編のコピーなんです。たぶん80年代初頭ぐらいに放送していたのではないかと思うのですが…覚えておりません。
私と同世代の人にとっては「ストックホルムと言えば、ネスカフェだよねえ」ぐらいの常識かと思ってググってみたりYoutubeで過去のネスカフェCMを検索してみたんですが、意外なぐらい、全然でてこない!
えーーー、そんなもんだったの、あのCM! 私の記憶の中ではこんなにも、あんなにも鮮やかなのに~~!(叫)
下記、1972年からのネスカフェCMを集めた動画でもストックホルム編は入っておらず(ぐっすん涙)。
おかしいなあ、常識だと思ってたんだけどなあ…。 残念なことにワタクシ以外の皆さまの記憶に強烈に残るタイプのCMではなかったのかもしれません。
曲はこちらのダイアナ・ロスさま歌唱の「Do You Know Where You’re Going To」でした。
一体このCMを何歳のときに見たのか分からないのですが、私にとってこのCMがほぼ初の「ストックホルム(スウェーデン)との出会い」でした。「スウェーデン」も「北欧」も「スカンジナビア半島」も一体どこにあるのが分からなかった時。寒そうな国ですするコーヒーがとっても美味しそうで、「ストックホルム~♪ いつか行ってみたいな~」なんて思ったのを覚えています。
北欧ブームも、トーレ・ヨハンソン(←これも時代がバレバレねw)もなかった&知らなかった、ずっとずっと昔のことです。ピッピやニルス(スウェーデンの児童文学)は知っていたけど、国名とは合致していなかったあの頃。あのCMがあまりに強烈だったため、かなり最近までワタクシはネスレ社がスウェーデンの会社だと思っており、しったかぶりをして恥をかいたこともございます(実際にはスイスです)。そんな武勇伝?もあるぐらい、映像で見たスウェーデンは強烈だったわけです。
ダラダラ失礼いたしました。なんでこんな思い出話をしているのかと申しますと毎月連載中の「リズム」さんのサイトのコラムで、 今回「ロンドンの中の北欧」について書かせていただいたからなのです。

北欧へ憧れる人は多いですが、実はイギリス人にとっても北欧へほのかな憧れを感じている人が多いんです。その辺も含め、コラムに書きました。
いつも北欧について思いを寄せるとき、必ずこの「ネスカフェCM」が頭をよぎります。北欧カフェに行っても、北欧インテリアショップに行っても、ずーっと頭の中は「ダイアナ・ロス様の熱唱」。
CMそのものはウン十年も前の記憶なのに。たぶん70歳になっても80歳になっても、そうなのかもしれません。三つ子の魂100までも。恐ろしい。
あの頃、「いつか行きたいなあ」と思った遠い国スウェーデンに2年前に初めて行ったときは感無量でしたが、誰ともこの暑苦しい思いを共有できなかったことだけは残念でした。そして行ったのは冬じゃなくて、初夏でした。全然寒くなかったのもちょっと残念ではありました。
ちなみに北欧はコーヒーが美味しいので、あまり皆さんネスカフェ飲んでないと思いますw。
コラムの本文とネスカフェCMは全然関係ないのですが、読んでくださると嬉しいです(ペコリ)。年に2回の北欧マーケット、そして大好きな北欧インテリアショップをご紹介しています。
記事リンクはこちらから
リズム「イギリスでも人気!北欧デザインin London」

【podcast196】映画『BLUE GIANT』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』から感じた夢と目標の置き場所
人生も長くなり、状況もどんそん変わっていく世の中で「夢」も変化していっているのかなと思います。最近のエンタメでも「夢」は持ちつつ、実際の「目標」をどこに置くのか。というリアルな課題が登場人物に課されることが多いなあと思います。そのことを考えるきっかけになった2つの作品を紹介しながら、あれこれ話してみました。

【Podcast195】故ジャニー喜多川氏の「ある疑惑」に迫るBBCドキュメンタリー
日本でも一部の人たちには話題ですが、3月7日(イギリス時間)に故ジャニー喜多川氏による性加害について取材したBBCドキュメンタリーが放送されました。タイトルは「プレデター:J-popの秘密のスキャンダル(原題訳)」。なかなかショッキングなタイトルです。

【podcast194】私たちの好きなナレーター、ナレーション
以前から自分の声や話方にコンプレックスのあるワタクシ、いい声や話し方に対して憧れが強く、普段テレビ番組やラジオを聴いていてナレーションを気に掛けることが多いです。一方、ドキュメンタリーを数多く視聴するフローレンスさんもナレーションの重要さを実感していて、2人で好きなナレーターについてあれこれ話してみました。