© matka All rights reserved.
【アートの周りで】陶器の花がむくりと起きる
*アートを見たり、触ったり、体験したり。傍に行って思うこと、考えたこと。
こんな仕事をしているので「物を作る」仕事をしている人に会う機会に恵まれている。
アーティストであったりクラフトワーカーであったりいろいろだが、考え、想像し、そして手で生み出すそのプロセスを直に見る機会は本当にぞくぞくする瞬間だ。
特に創造の現場出あるスタジオに入れてもらえるときは、この仕事をしていて良かった…と心底思う。至福のひととき。
手の動き、作業台の上の小さなメモ、使い込まれた道具たち。1つ1つをいつまでも見つめていたいと毎回思う。
陶芸作家として活躍する細野仁美さんのスタジオに行ったときも同じ気持ちだった。
細野さんの作品は以前から知っていた。まるで細密画のように密集して作られる草花“たち”。“たち”と書いているのは「生きてる」といつも思うからだ。
美しさを持て余しているような陶器の花や草“たち”は、今すぐむくりと顔をあげ、蔓を伸ばし、歯を広げ、花をさらに咲かせそう。
温度を感じる陶器の草花。ミュージアムやギャラリーで見るたびに、いつも体温のような温かさとなまめかしさ、色っぽさを感じていた。
スタジオでお目に掛かった細野さんは、笑顔を絶やさず、1つ1つの質問に丁寧に、そして快活に答えてくれる女性だった。
作品もたくさん見せていただいた。



細野さんへのインタビューを<フィガロ・ジャポン>に書きました。美しい写真と共に、細野さんのこれまでのこと、そして「ウェッジウッド by ヒトミ・ホソノ コレクション」についても書いています。(記事はコチラから)
Yahoo!でも配信されました。(Yahoo!記事はコチラから)
読んで下さると嬉しいです。
【podcast313】突然のエンドロールに「!?」となる「ハシゴ外され系」映画について
映画館で、終盤「これからどうなるんだろう」と思った矢先、急にエンディングクレジットが流れて「お、終わり?」となった経験はありますでしょうか。そんなエンディングを私は「ハシゴ外され系エンディング」というカテゴリーにしています。そんな映画たちについてあれこれ話しています。
【podcast312】日本初・女性首相誕生→イギリスでの「個人周りの反応」
残念ながら、高市政権が発足してしまいました😿この人だけには首相になってほしくなかったよ…と遠くから😢涙するわたくしフローレンスでございます。
【podcast311】今年は昭和100年と言うけれど…昭和ってかなり酷い
先日、NHKの像の世紀バタフライエフェクト「シリーズ昭和百年(3) 高度成長 やがて悲しき奇跡かな」を視聴して、映像で改めて見ると「昭和って酷いな!」と思わずにはいられませんでした。もちろん映像はある負の部分面を映したに過ぎませんが、「それにしても…」と思ってしまいます。
【podcast310】英国の移民政策が強化😢移民に優しい国は過去?これからどうなる?
ギリスに20年くらしているフローレンスです。今年5月、移民白書の発表から、本格的に「移民を制限しよう」とする国の方針強化が始まりました。








