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【絵葉書通信11】from Yoko in Tokyo

震えるように寒い日の午後、東京のヨウコ さんから、寒色なのに暖かな風合いの葉書を受け取りました。

前回の私の「月面着陸第一歩」とつなげて、竹久夢二・絵の月の絵の葉書です。

月を見上げると気持ちが落ち着くのはなぜなのでしょう? くさくさした日の夜、トボトボ歩きながら上を見上げるとあまりに月がきれいで、それだけで一息付けた気持ちになったことが何度もあります。

美しいけれど太陽みたいに主張せず、でも毎日毎晩そこにいてくれて、世界を静かに照らしてくれる月。道しるべになってくれる月。

ちゃんと向かうべき月を見定めて、今年も繰り出していきたいです。

ところでこのはがきですが…文字を書く裏面は縦仕様なのに、絵は横なんです。

お手紙を読んで、そのままくるっとひっくり返すとこんな絵柄。

これではどうにもおさまりがわるい(笑)。

「どう見るのが正解の絵なの?」とグルグル回転させてしまいました。

結局は正解知るためにググった次第。

↓その後の私とヨウコさんのやり取りはコチラ。

↑この本に閉じられているハガキだったそうです。

「月の絵」と思えばすぐに分かりそうなのに、わたくしの無知&感性のなさが思わず露見。分かる人なら1発で分かったでしょう。

そんなワタクシでございますが、今年もヨウコさん、よろしくねん。

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