© matka All rights reserved.

【デザイン】自分を守る空間-小さなスタジオ by hanako

※【デザイン】
「いいなあ」「素敵だなあ」「ほしいなあ」と思ったデザインがらみのアレコレをここに記録。基本、好きなものばかり。

いろんなデザイン関係のウェブメディアをフォローしているのだけれど、どうも最近「ありえない場所に作る、小さなスタジオ」がトレンドらしい。

例えば↓アイントフォーヘン・デザイン・アカデミー出身のAlice Bleton さんが製作した、屋上カプセル・スタジオ「The Monade Capsule」。

Design Academy Eindhoven graduate Alice Bleton has designed a rooftop capsule to give city-dwellers a temporary retreat from their congested environment. Find out more on dezeen.com #parasitic #bunker #graduate #design

A post shared by Dezeen (@dezeen) on

We love the smart Monade Capsule by Alice Bleton from Design Academy Eindhoven Graduation Show. More at www.do-shop.com/blogs/do-blog #thedoshop #designacademyeindhoven #alicebleton #designer #design #monade #capsule #designblog #architecture

A post shared by Do Shop (@thedoshop) on

デザイン情報サイト「Dezeen」によると、オランダ・デザインウィークで展示されたこのカプセルは「コンクリートに角まれた日常環境から離れ、違う風景を見ながら新たなインスピレーションを得るための場所」とのこと。(この「Dezeen」サイト、またAliceさんのサイトを見るとかなり迫力ある写真が見られます。)

もう一例、この夏ネット上で話題になった作品。バレンシアにあるある橋の下に作られた、家具デザイナーFernando Abellanasさんが製作したのスタジオ。

Gracias @designboom : )

A post shared by Lebrel (@lebrelfurniture) on

"Espacio de recogimiento personal en un entorno urbano"

A post shared by Lebrel (@lebrelfurniture) on

Self-taught designer Fernando Abellanas has installed a secret studio beneath a graffiti-covered bridge in Valencia, making use of the concrete infrastructure to form a roof and walls for the hideaway. Find out more on dezeen.com/miniliving #miniliving #studio #architecture

A post shared by Dezeen (@dezeen) on

こちらは製作過程を含め、動画もUPされているので分かりやすい。(コチラ、写真がたくさん掲載されています。)

Aliceさんの作品はデザインフェアでの公開であり、またFernandoさんが本当にこのスタジオを所持し実用しているのかはわからないが、2つのスタジオに共通するのは「狭いけれど1人になれる、ミニマルな空間」ということ。日常からそう離れた場所でもないが、非日常は味わえる場所。

こういった隠れ家的な空間を、人々が求めているということなのだろうか?

ストレス社会の中で、こうした小さな空間で「静」を取り戻し、充填するということなのかな?

コチラ↓はまた少し違うものなのだが、ご紹介。ベルギーの建築デザイン会社Klaarchitectuurの新社屋。教会を改装したものだが、そこに浮かび上がる四角い空間。

A white box bursts through the roof of this old chapel in Limburg, Belgium, to form the new studio for architecture office @klaarchitectuur. Find out more on dezeen.com/architecture #architecture #adaptivereuse #Belgium #chapel #studio Photograph by @toongrobet.

A post shared by Dezeen (@dezeen) on

これは大きなオフィス内に加えられた1つの空間で、内部写真を見る限り狭い空間ではなさそう。しかし外観写真を見たときに【日常の中の非日常】を感じる作品だと思う。

そういえば、私も狭い場所や端っこが好きだ。ドラえもんの押し入れみたいな場所をいつもどこかで探しているような気もする。

と同時に、公的場所の中に個を感じて、落ちつく…という感覚もある。例えばカフェ。日本も、私が住むイギリスも、ブームを超えてすでに日常に定着したカフェだけれど、そこに入ってコーヒー頼み、席に座ったとたんに「世間から遮断されたアノニマスな個になれる」という感覚が(少なくとも私には)ある。四隅が遮断されているわけではないけれど、椅子とテーブルがあればそれは私だけの「個」の空間。だから何となくカフェに行きたくなる。特段コーヒーを飲みたいわけでもないときでさえ。

つまり「ここ【だけ】は私の空間」と思える小さなスペースにいることそのものが心地よいんだと思う。

そこに行けば息がつける。
人目を気にしなくていい。
何をしても自由。

ストレスから自分をかい離する自分だけ秘密の場所― そんな空間を、あなたはどこかに持っていますか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

202011/25

【前のめりでスキップ(ロックダウン・ロンドン日報)】2020年11月25日:腸活とスパイスとお腹問題

わたしはお腹問題をずーっと抱えて生きてきました。赤ちゃんの頃からです。腸が平均よりもずーっと長く&細いため、うまく動かない。

【podcast84】「選択的夫婦別姓」について話す

11月17日にこのニュースを知り…わたくし、本気でギョーテンしてしまいました!「宇宙レベルのびっくりだわあ…」と本当に驚いたのです。

202011/19

【今日の云々:カルチャー日記 in London】2020年11月16日~22日(日)「ゾンダーコマンド、突然の肩こり、重信房子、赤軍界隈、鈴木義男」

週頭から重い内容のドキュメンタリーを視聴。アウシュビッツ収容所から見つかった謎のメモを解読。メモはすべて収容所内の「ゾンダーコマンド」が書いたものだった、という内容です。

異世界

202011/17

【今日の云々:カルチャー日記 in 東京】11月2日(月)〜11月15日(日)異世界に飛び込むの巻

年末が近くなり、日常生活がなんだかワサワサしてきたこの頃。私はワサワサを忘れるべく、カルチャーには非日常を求めがちです。そこで、なんとなく避けてきた、今アニメのジャンルとして多くのコンテンツのある、いわゆる「異世界もの」に飛び込んでみることにしました。

podcast83

【podcast83】ちょっと好きな人

普段生活していて、「あ、この人ちょっと好きだな」と思う事はありませんか?スーパーやスポーツジムで接する人や、テレビで見かけるあの人。大ファンという訳ではないけれど、「ちょっと好き」な人たちについて2人であれこれ話してみました。「ちょっと好きな人」が多くなれば、生活もちょっと楽しくなるかも!?

ページ上部へ戻る