© matka All rights reserved.

大原三千院おみくじ

20176/8

【今日の<云々>】日本最古のおみくじ 月色暗朦朧(by Yoko)

先日京都の大原三千院に行ってきました。

782-806年に伝教大師最澄が比叡山東堂に一院を開いたのに始まる1200年の歴史ある場所です。

ここに良源さまという天台宗の僧が始めた、日本最古のおみくじがあるのを見つけました。

日本各地にある寺社の「おみくじ」は三千院のおみくじが始まりとのこと。

よしよし、いっちょ最古のおみくじ引いてみようか。と100円を置き、おみくじを一ついただき、開いたところ、がーん。良源さま…。

=============

第七 凶

登舟待便風 ふねにはのりたれどもじゆんふうがなしと也

月色暗朦朧 月の光もくもりてもうろうとくらしと也

欲碾香輪去 くるまにのりてゆかんとすればなり

高山千万重 山たかふしてふねも車も行事かなはずと也

=============

大まかにまとめると、舟に乗ったはいいが、風がなく、月も朦朧としてよく見えす、車に乗り換えて行こうかとするけれど、高い山があってどうにもならんよ。

といった内容。そんなー。この日は奇しくもBirthday。先行き暗いわー。どん詰まり感半端なく感じている事を見透かされたかのような内容。

ただ、大原三千院のおみくじは「凶」が多く入っているとのこと。(ネット調べ)滅多に「凶」を引く機会もない為、ある意味、魔よけとして持ち帰りました。

掛け軸をよくよく見ると「おみくじ」を始めた良源上人こと元三大師の絵、かなりのデビル風味でびっくり。伝説によると、良源が鬼の姿に化して疫病神を追い払った時の像なのだそう。この絵、なかなかキャッチーでインパクト大。笑っているのも逆に怖い。メタルのバンドのステッカーにありそう。(失敬)

良源上人
元三大師と角大師(『天明改正 元三大師御鬮繪抄』1785年仙鶴堂発行 より

あとで知ったのですが、僧侶の方にここのおみくじの解説をしていただけるとのことです。

昔は政を占うものだった籤引を庶民も楽しめる形にした良源上人、現代も参拝の楽しみの一つとなっている「おみくじ」しかも「凶」の原型を見た旅でした。
大原三千院

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

podcast182

【podcast182】張り紙とハラスメント(ある喫茶店で思ったこと)

まだまだコロナ以前とはいきませんが、飲食店はほぼ通常営業し、お店でのコミュニケーションも増えてきた今日この頃ですが、先日立ち寄った喫茶店のドアでとても印象に残る張り紙を見ました。

【podcast181】日本⇒欧州に行くなら「絶対おすすめ深夜発フライト!」その理由

今回は、日本⇒ロンドン便で連続利用している「深夜発フライト(深夜便)」の良さについて力説しました。

podcast180

【podcast180】誰しも熱く語りたくなる!座ってるだけで体が熱くなる!映画『RRR』

179分。それがお薦めする映画『RRR』の上映時間です。誰しも見る前は「長いな〜〜」と思うでしょうが、あら不思議!怒涛の展開に熱狂している間にエンドロール迎えています。

【podcast179】今こそ思う「スゴイよ、ジュリー(沢田研二)」

今回は、最近わたくしがYoutubeでヘビロテ再生しているジュリーこと「沢田研二」さんの凄さについて話しました。

podcast178

【podcast178】結婚にまつわる名言に物申す

人生の一大イベントである「入籍」ですが、共に歩む「結婚(生活)」は日々の積み重ね。多くの著名人が「結婚」にまつわる名言を残しています。その中には結構な「迷言」も。その名言たちにあれこれツッコミながら、「結婚」の先輩であるフローレンスさんと話してみました。

ページ上部へ戻る