© matka All rights reserved.

20201/16

【写真交換日記200】from London「魅惑のデザートと敗北感」

1月ももう半ば。新年気分はもう個人的には去ったのですが、年末年始から考えていた「年明けからのいろいろ」が全然追っつかず、年始からの焦り気分はずっとそのままです。このままではずっと焦って1年を過ごしてしまいそうなので、ああ、どこかで線を引っ張り、心に余裕が欲しいものです。

さて、この写真交換日記も今回で200回! 100回までは短かった印象ですが、101~200までは結構長かったように思います。お互い家で仕事しているので「新しい写真がない!」問題はありますが(笑)、そんな籠る毎日でもモノゴトは起こり続けているものですね。今年はらさらに引きこもる予定のわたくしですが、モノゴト以上に変化する心境としっかり対峙し、ここで書いていきたいです。ヨウコさん、引き続きヨロシクねん♡

===

200回記念はコチラの魅惑のデザート写真。何かと話題のレバノンですが、先日日本から遊びに来た知人とレバノン料理屋さんに行きました。

緑の壁がカワイイお店「Yalla Yalla」。住所は記事の下に記載しますね。お値段もお手頃です。

大好きなパセリのサラダとフムス。パセリのサラダは大量のイタリアンパセリをレモンで味付けしてあります。

メインはマリネした鶏とラムひき肉(キョフテ)の串焼き。右上の唐辛子ソースをべったり塗っていただきました。このほかにもファラファル等いろいろ。

散々食べてお腹いっぱいだったので「デザートまで行きつけないかな」と思っていたのですが、お店のお兄さんがメニューを指さし「このデザートが美味しい。絶対美味しい」と自信満々におススメするので「あなたを信じてみるわ」と注文したのがコチラのデザート「アーモンドとオレンジのケーキ」です。

レトロなバラのお皿が似合います。暗めの店内なので、写真に限界が(涙)。きれいに撮れてなくてごめんなさい。実際にはもっとキレイです。

一口食べて「味の交響曲じゃ~~」と彦摩呂みたいに叫びたい気持ちになったほど。アーモンドパウダーと完熟オレンジのシロップ漬けの味がしっかり効いたスポンジケーキ、というのが基本の説明ですが、味はもっともっと複雑。ピスタチオと白ブドウ(乾燥したものをシロップで戻してある)がビックリするぐらい入っていて、その上にバラの花びらが散っています。スパイス類を全部解明できなかったのですが、シナモンとナツメグ、カルダモンは入っていたはず。全部をシロップの甘みがつつみこみ、口の中でケンカしないで落ち着くのだからスゴイ!

辛党の私が久々に感動した魅惑のデザートでした。

このデザートには絶対紅茶が似合います。ミルクを入れないブラックティー(ミルクやレモンを入れないストレートで飲む紅茶を、イギリスでは「ブラックティー」と言います)、しかも濃いめが似合います。なのに私は普通のコーヒーを頼んでしまい、大失敗。コーヒー、大好きですが(しかもこのお店のコーヒーはなかなかの味でした)、コーヒーではフルーツのほのかな甘みとスパイスの香りを半減させてしまうのです。

「絶対紅茶に合う」デザートと美味しいコーヒー。どちらも美味しいのに、ガッツリ胸を刺す敗北感

近々、リベンジしなければ。次回はご飯控えめでデザートに賭け(ああ、でもご飯も美味しいのよ~😿)、最後は絶対紅茶で〆ます。今から想像するだけで何だか嬉しい。そんな風に思うデザートは久々でした。

===

Yalla Yalla
1 Green’s Ct, Soho, London W1F 0HA
mapはコチラ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

podcast246

【podcast246】映画「オッペンハイマー」鑑賞後あれこれ考えてしまうので話してみました

アカデミー賞受賞作品は劇場で観ることにしているワタクシですが、クリストファー・ノーラン監督作品でもあって期待大でした。3時間の大作ですが、劇場で鑑賞してその後もあれこれ考えられる、いまだに体験が続いているような映画です。そんなあれこれ考えたことを、イギリスで鑑賞したフローレンスさんと改めて話してみました。

【podcast245】イギリスの大掃除の季節は「春」その理由とは?

地球の反対側に暮らす イギリス在住の「フローレンス22世」と日本在住「豊里耳(とよさと みみ)」。 2人がぐるっと電話でつながりアレコレ話…

podcast244

【podcast244】NHK大河ドラマ「光る君へ」と連続テレビ小説「虎に翼」、2人の女性がどう活躍していくかに期待

平安時代の紫式部が主人公の大河ドラマ「光る君へ」と女性初の弁護士となった三淵嘉子さんがモデルの連続テレビ小説「虎に翼」、時代は違えどどちらも女性が男性社会で活躍するドラマという点で共通しているかと思います。

【podcast243】半分失業。そこから始めた実験について。

地球の反対側に暮らす イギリス在住の「フローレンス22世」と日本在住「豊里耳(とよさと みみ)」。 2人がぐるっと電話でつながりアレコレ話…

20244/2

【おいしいもの in London】最高のブリティッシュ・ビーフパイ- Canton Arms, Stockwell, London

ガストロパブとは、「食事もできるパブ」のことです。ロンドンのおいしいガストロパブは東と北に集中しがちですが、ここは中心部からやや南。南の地域でもっとも有名なガストロパブです。

ページ上部へ戻る