© matka All rights reserved.

【写真交換日記200】from London「魅惑のデザートと敗北感」
1月ももう半ば。新年気分はもう個人的には去ったのですが、年末年始から考えていた「年明けからのいろいろ」が全然追っつかず、年始からの焦り気分はずっとそのままです。このままではずっと焦って1年を過ごしてしまいそうなので、ああ、どこかで線を引っ張り、心に余裕が欲しいものです。
さて、この写真交換日記も今回で200回! 100回までは短かった印象ですが、101~200までは結構長かったように思います。お互い家で仕事しているので「新しい写真がない!」問題はありますが(笑)、そんな籠る毎日でもモノゴトは起こり続けているものですね。今年はらさらに引きこもる予定のわたくしですが、モノゴト以上に変化する心境としっかり対峙し、ここで書いていきたいです。ヨウコさん、引き続きヨロシクねん♡
===
200回記念はコチラの魅惑のデザート写真。何かと話題のレバノンですが、先日日本から遊びに来た知人とレバノン料理屋さんに行きました。



散々食べてお腹いっぱいだったので「デザートまで行きつけないかな」と思っていたのですが、お店のお兄さんがメニューを指さし「このデザートが美味しい。絶対美味しい」と自信満々におススメするので「あなたを信じてみるわ」と注文したのがコチラのデザート「アーモンドとオレンジのケーキ」です。

一口食べて「味の交響曲じゃ~~」と彦摩呂みたいに叫びたい気持ちになったほど。アーモンドパウダーと完熟オレンジのシロップ漬けの味がしっかり効いたスポンジケーキ、というのが基本の説明ですが、味はもっともっと複雑。ピスタチオと白ブドウ(乾燥したものをシロップで戻してある)がビックリするぐらい入っていて、その上にバラの花びらが散っています。スパイス類を全部解明できなかったのですが、シナモンとナツメグ、カルダモンは入っていたはず。全部をシロップの甘みがつつみこみ、口の中でケンカしないで落ち着くのだからスゴイ!
辛党の私が久々に感動した魅惑のデザートでした。
このデザートには絶対紅茶が似合います。ミルクを入れないブラックティー(ミルクやレモンを入れないストレートで飲む紅茶を、イギリスでは「ブラックティー」と言います)、しかも濃いめが似合います。なのに私は普通のコーヒーを頼んでしまい、大失敗。コーヒー、大好きですが(しかもこのお店のコーヒーはなかなかの味でした)、コーヒーではフルーツのほのかな甘みとスパイスの香りを半減させてしまうのです。
「絶対紅茶に合う」デザートと美味しいコーヒー。どちらも美味しいのに、ガッツリ胸を刺す敗北感。
近々、リベンジしなければ。次回はご飯控えめでデザートに賭け(ああ、でもご飯も美味しいのよ~😿)、最後は絶対紅茶で〆ます。今から想像するだけで何だか嬉しい。そんな風に思うデザートは久々でした。
===

Yalla Yalla
1 Green’s Ct, Soho, London W1F 0HA
mapはコチラ。

【podcast298】ウスターソース&中濃ソースを手作りしたら「モヤモヤ」した。
長くロンドンに暮らしているわたくしフローレンスですが、日々の自宅での食事は「なんちゃって和食っぽいもの」も含む「和洋折衷ゴチャゴチャ料理」です。

【podcast297】アンチエイジング or アンチアンチエイジング(あらがうかありのままか)?
日々徒然に考えてしまうのが、アンチエイジングについてのことです。年を重ねるのは当たり前のことですし、健康第一なのですが、美容的に「どこに落としどころを置くか」という自分に納得のいくところを「抗いたい」と「自然体でまあいいか」の間で模索する日々。

【podcast296】イギリスのパーティシーズン到来!パーティ料理修行中です。
イギリスにやっと暖かい季節が来ました。ガーデンパーティがこれから増えるのですが、非日本人パーティに持って行く「パーティ料理」は、日本人相手のそれとは異なるのです。

【podcast295】漫画・アニメ『チ。-地球の運動について-』ついて
前回のフローレンスさんの新ローマ教皇についての話題からの流れを汲んで、最近読んだ漫画『チ。-地球の運動について-』についてあれこれ話してみました。物語は15世紀のヨーロッパを舞台にしたフィクションですが、当時の人が地動説を説くことの困難な状況を鑑みることができ、しかし、人の思想の多様さや自由さを誰にも抑えることはできないと思える作品でした。

【podcast294】新ローマ教皇レオ14世+映画「教皇選挙」について話してみた。
新教皇が誕生して1週間。耳さんも映画「教皇選挙」を見に行ったとのことで、改めて新ローマ教皇・レオ14世はどんな方なのか? また映画「教皇選挙」にまつわる疑問等を話しました。