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スタバとワタシ Part1 「日本のスタバとワタシ」
「スタバ(Starbucks)を観察すると、社会が見えてくる!」との勝手な思い込みで、私のほんの少しの思い出と共に綴る6回シリーズです。お付き合いいただけたら幸いです。2回目移行のサブタイトルは下記になります。(予定)
- スタバとワタシ Part2「海外のスタバとワタシ」
- スタバとワタシ Part3 「TSUTAYAのスタバとワタシ」
- スタバとワタシ Part4 「スタバのカロリーとワタシ」
- スタバとワタシ Part5 「スタバでのMacとワタシ」
- スタバとワタシPart6 「さらにその先のスタバとワタシ」

Part1「日本のスタバとワタシ」
私はあまりスタバに行かない。と言っても、月に1度くらいはいくので、スタバを嫌厭している訳でもない。日本にはスタバが1,497店舗(2019年9月末現在)あり、東京では一旦街に出掛ければ当然何店舗も目にすることになる。だが、何処かに入って一休みしたい時に、私にとってスタバはあまり適さない店に思えてならなくなってしまったのだ。
理由はとにかく混んでること。休日ともなると列のできていないスタバは皆無で、席の確保が難しい。こんなにたくさんのスタバがあるのに、こんなに席がないのはどうゆうこっちゃと思うのだが、とにかく並んでいるのである。席にはパソコンを広げている人、勉強をしている人、話に花が咲いている人々がひしめき合っていて、一人分の席でさえ空きそうな気配がない! みんなスタバを愛している!!完全に人魚セイレーン(ロゴ)の魅力の虜になっている! 当然のように。
1996年、スタバの日本1号店が銀座松屋通りにできた。その頃まだミーハーっ気が残る私は、大のコーヒー好きということもあって、母と買い物がてらオープンして間もない日本1号店を訪れた。思ったより少ない十数名の列に並びながら「ほう。アメリカっぽさ満点だな」と、行ったこともないアメリカを思い浮かべ、「どれ、ひとつそのシアトルコーヒーとやらを飲んでみるか」と粋がり、その割に、レジでは恐る恐る初めて口にするサイズ、「ショート」のカプチーノと、母とシェアすべく、チョコブラウニーを1つ頼んだ。席についても明るい木目の固い椅子になんだか落ち着かず、プラスチックのフォークで固めのブラウニーをつついたのは遠い日の思い出。
今、たまにスタバに行くと、感じることが多い。どんなに閑散とした商業ビルでも、スタバがあるだけでなぜか「ホッと」するのはなぜか。日本のスタバは単なるカフェを超えて、コーヒーの沸く「オアシス」になったのだと。今やサイズを言い淀む人はおらず、シナモンを自分でかけることに戸惑わず、そこにいれば独りでも怖いものはなく、余計なことを考えず、誰もが行ける日本のちょっとお洒落な「オアシス」。今日も乾いた都会で人はスタバに憩う。

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