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【London Cafe】Milk Teeth in Tooting Broadway
毎日毎日いろんなことで自分の駄目さとか、アイデアのなさとか、「もうちょっと何とかなんないんかねえ?」と思ってグダグダ自分に愚痴っているのですが、愚痴っているうちは「もうちょっと、頑張れよ、自分!」と何らかの希望を持っている場合なんだと思うのです。
でもそういうのも全部取っ払い「いやー、もうこういうレベルは私の範疇外! 素晴らしい~」と手放しでひれ伏してしまうようなモノ・コトに遭遇することもある。アイデアとかセンスとか、もう自分では想像もつかないレベルだから、自分をネチネチなじる必要もない。すがすがしく「サレンダ~~~」という気持ちになって、ただただ楽しめる。
空間であったり、映像や写真であったり、文字情報だったり、ひれ伏すいろいろはたくさんある。そういう素晴らしきモノ・コトたちに触れることで何か吸収したり、アイデアをもらえたりすることもあるのかもしれないが、それも分からないぐらいのことが「ひれ伏す」ということだと思うので、いやはや、スゴイことを考え付く人は世の中に大勢いて、才能のある方々の創造物はまったくもって素晴らしいのです。
そんな云々を行くたびに毎回感じる場所がある。南ロンドンにある2つのカフェ「Milk」と「Milk Teeth」。この2つは同じオーナーが経営する姉妹店。どちらに行っても毎回毎回、飽きずにひれ伏している。
まず食べ物がスゴイ。1皿1皿工夫されていている。まずぱっと見キレイ。
そのうえで1つ1つの構成要素、例えばクリームもホイップした上で薄く味がついているし、ベッコウ飴にもハーブが加えられている。
下の写真2つは昨年に撮影したもの。定番メニューだけでなく、日々スペシャルメニューがいろいろあります。
こんなメニュー、どうやって考え付くのかな?
そして「やりすぎない」けどこだわっていてるインテリアもいい感じ。
そんなこんなで毎回行くと「ほ~」とか「は~」とか一通り思い、店主のセンスの良さとアイデアの豊富さに驚き、その後コーヒーと軽食を美味しくいただき長居しております。
毎月更新の「リズム」さんでの連載で、そんな思いを含めつつ、大好きなカフェ2つを紹介しております。
書いている内に、またこのカフェに行きたくなってきました…。今週末、行こうかな。
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