© matka All rights reserved.

20178/7

【写真交換日記157】from London「トンネルの向こう」(by hanako)

…しっ、信じられない…ヨウコさんが映画学校行ってたのって10年も前なの!?

…読んで仰天しましたよ…。だってこないだじゃん!

巨匠ヨウコが作った名作「もじもじエクストリーム」、DVDでもらって見たのは一昨年ぐらいに思ってたけど、あれはもう10年も前なのか!?

光陰矢の如し。このペースで歳取るなんて、本気で怖すぎる(汗)。

====

さて、青春の輝きの8mmビデオ。キラキラした思い出。羨ましい気持ちで読みました。

「青春」と聞くと、私は10年やそこらじゃなくて、もう何て言うか1万年前のような、でもつい一昨日ぐらいだったような、10代~20代になりたての「本気の青春時代」について思い出します。

私はものすごく暗い子でした。地獄を抱えて、闇を背負ってるような青春時代を過ごしたんです。

いつもいつも悩んでいて、でも究極的には私の悩みはたぶん3つぐらいに集約されてて、その3つの間を行きつ戻りグルグルしていた、ツラいツラい時代でした。「らっきょが転がれば笑っちゃう」ような時代は、私の人生には1秒たりともなかったわけです。

だから今もトンネルの中を通るたびに「あの頃」を今でも思い出すんですよ…って、暗いでしょ?(笑)

若い時分のツラさって「先が見えないこと」なんじゃないかと思うんです。「このままずっと同じ状況が続くんじゃないか?」「トンネルは永遠に続くんじゃないか」― 先が見えないからそんな風に思う。私は悲観主義者だから、当時「何とかなる」という言葉は私の辞書にはなくて、「何とかならないことの恐怖」ばかり考えているなかなかこじれた若者だったわけです。

その後、「ノストラダムスの大予言」で滅亡するはずだった地球はなくならず、来るはずじゃなかった21世紀がやってきて、過ぎた年月分歳をとってしまったわけだけど、長く生きたから1つだけ分かったこともあるんです。それは「同じ状況が永遠に続くなんてことはありえない」ということ。

トンネルは長いかもしれないけど、永遠ではない― と思えるようになったのはここ数年です。

トンネルを抜けた先にひたすら明るい未来があるわけではないのだろうけど、でも「同じトンネル」が永遠に続くわけでは絶対ない。

こんな簡単なことが分かるのに、すご~く長い時間が掛かってしまった。そんな自分のドンくささに辟易しつつ、そしていまだにトンネルの中を歩いている自分も痛いなあと思うけど、「今歩いているトンネル」は「あの頃歩いていたトンネル」とは違っている。

そこに大きな希望があるのだけれど、当時の私には分からなかった。あの頃、もう少しだけそう思えてたら、あんなにツラくなかったのかなと最近よく思うんですよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20209/27

【写真交換日記226】from London 「黒にんじん・黄色にんじん」

更新おそくなってごめんなさい。「画家が見たこども展」は、私も行きたい!!と思った展覧会です。行けたのね、いいな~! …

【podcast76】「絶望名人」カフカさんに学ぶ人生論

世の中はポジティブな名言に溢れていますが、今はコロナのこともあり、ポジティブな言葉に何も救われなかったり、かえって暗い気持ちで受け止める人も少なくないかもしれません。そんな時に、とてもオススメの本『絶望名人カフカの人生論』。

podcast75

【podcast75】長谷川町子さんの作品について語る

今回は、フローレンスが子供のときから愛してやまない長谷川町子さんの作品について語りました。

20209/21

【今日の云々:カルチャー日記 in London】9月21日(月)〜更新中「現在、玉木宏と高橋一生に翻弄され中」

今週はバタバタ忙しいのに、本日もかなり無理してジムに行った理由はただ1つ、『竜の道』5話が見たいから! これ見ると、走るの大っ嫌いなわたくしがいつもより長めに走れてしまうのだから、凄いのです。

Photo by Clay Banks on Unsplash

20209/21

【今日の云々:カルチャー日記 in 東京】9月14日(月)〜9月20日(日)

amazonオリジナルドラマ『The Boys ザ・ボーイズ』シーズン25話視聴。前から思ってましたが、MMが知性と冷静さと優しさを兼ね備えた人で、つくづくいいひと。ヒューイとブッチャーの関係の定着がホッとする一幕も。凶暴なお兄ちゃんと温和な弟なんだね。ホームランダーの地位の揺らぎ、そして、とうとう最悪のカップル誕生しちゃったよ。

ページ上部へ戻る