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20197/12

【ECOを目指してみようかと】どこから手を付けたらよいのやら by Hanako in London

ひとまず「プラスチック削減生活」、始めてみようかと…。

先日マトカのポットキャストでも特集しましたが、日本でもプラスチックごみ問題は話題だと思います。もちろんイギリスでも大きなニュースであり、テーマです。

プラスチックごみが多すぎるという問題に加え、「リサイクルごみの行先」も問題です。これまで「リサイクルすれば大丈夫」と信じてきちんと分別してゴミ出ししてきました。しかし先進国と言われる国々のプラスチックゴミは、その国で処理されているわけではなかったのです。

↓イギリスからマレーシアに不法輸出されたプラスチックごみ3000トンが戻されたことを伝えています。

マレーシアに積まれたイギリスからのプラスチックごみ。インパクトのある写真です。

こちらは日本からのゴミが返却されたことを伝えるニュース。

プラスチックごみは遥か遠く、海を越えた国に「リサイクル資源」として輸出されていたという事実。私はごく最近まで知りませんでした。

どこにあるかは知らないけれど、たぶん割と身近なにあるはずの「どこか」でリサイクル処理がされると信じ、分別することで「ちょっと良いことしたかも」ぐらいな気持ちになっていました。しかし実態は遠い国に押し付けていたとは…。

こうしたニュースと共に、BBCで放送された3回シリーズのドキュメンタリー番組「War On Plastic (プラチックとの戦争)」がワタクシにとってはかなり衝撃的に心に刺さりました。

プラスチック問題をかなり奥底まで追跡・追及するいう構成になっているので、視聴者がシンパシーを感じ「私も取り組んでみよう」思ってしまう。優秀なドキュメンタリーだと思います。

第1話:プラスチックごみの違法輸出と、市民を巻き込んだ削減への取り組み
第2話:ウェットシート(赤ちゃんのおしりふき・掃除用ウェットシート)の正体と、プラスチックごみの違法輸出についての継続調査
第3話:ハンバーガーチェーンのプラスチックおもちゃ問題、市民による削減取り組みの結果発表

このドキュメンタリーではプラスチックごみの到着地の1つ、マレーシアの現状を伝えています。輸出されたゴミを受け取った側で起こっている現実、そして健康上の影響等をカメラがとらえている、ショッキングな映像です。

また「紙」だと思っていたウェットシートですが、90%がプラスチックだという衝撃の事実…。お掃除用に常備していたのですが、これも止めねば。

後ろにうず高く積もった山は、ウェットシートごみ。可燃ごみに出しても処理できません。


番組を見ながら、毎週ゴミを出すたび思っていることが頭をもたげました。

「なぜ、うちのゴミはプラスチックパッケージばかりなの?」

我が家からのゴミのほとんどは、食品を包装しているプラスチックフィルムや容器、ペットボトル、バス&キッチン用品が入っているボトル等がほとんどです。可燃ごみ、生ごみはほんのわずか。

毎週あっという間にいっぱいになるゴミ箱ですが、つぶすとパリパリと音を立てて小さくなります。

この包装、必要なのかな?

疑問を感じつつも特に何もアクションをしていない、ダメな市民でした。

しかし考える始めると「できることからやらねば」という気持ちになります。分解されるには400年~1000年以上の歳月が必要なプラスチック。調べれば調べるほど、軽くて便利で使いやすいプラスチックを使えばそれだけ地球の寿命を縮めているのだと認識します。

そろそろちゃんとやろう。できることから、少しずつ。

そう思ったはいいのだけれど、さて、何から始めたらいいのか?

問題は何度も使えるプラスチック製品(容器や袋など)ではなく「使い捨て(シングルユース) 」 のもの。具体的にはすぐできそうなことは、

①プラスチック包装&容器入りの製品やプラスチックが含有する製品をなるべく買わない
②長く使えるプラスチック製品は、シングルユースにせず長く使う


ここから始めてみようと決意し「プラスチック削減」という目で世の中を見渡したとき、この世は何もかもがプラスチックに包まれているのだと思い知りました。

スーパーに行っても、すでにプラスチック包装がされている食品が本当に多いのです。肉・魚はほぼプラスチック容器入りなので選択肢がありません。

野菜は1個ずつ買ったり、グラム売りだったりと包装なしで購入できるものありますが、 例えばキュウリは↓こんな形でプラスチック包装がされた状態で売られているのがほとんどです。

一般的なスーパーで見るキュウリはこんな風にピッチリとプラスチック包装されています。

余談ですが、イギリスのキュウリは大きいのです。右横のミカン(日本とほぼ同じ大きさ)と比較してみてください。

お高いオーガニック食材店では上記のようにプラスティックフリーで販売されていることもあります。しかしこうしたお店は高額です。

プラスチック包装・容器を避けると食べるものがなくなってしまいます。

我が家に目を向けると、特にバス&トイレ、掃除用品はプラスチック容器だらけ。

キッチンのシンク下。一部、紙箱詰めのものや瓶や缶を使って小分けしているものもありますが、各種掃除用洗剤、ソフトナー、ゴミ袋、ウェットシート等はプラスチックです。

リフィル(詰め替え用を買ってきて補充する)することもありますが、使い終われば容器ごと捨てていることも多かったです。

この掃除やバス&トイレ関係用品についてはプラスチック問題だけでなく、中身の成分もエコとは程遠い気がしていました。結構まめに掃除&洗濯をしているので、液体系洗剤はどんどんなくなっていきます。とはいえお高いエコ洗剤を恒常的に買うの気が引けるので、経済にも優しく、もう少しエコ成分のもので代用できないか? そうすることで使い捨てプラスチック容器入りのものを買わずに済みます。

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↑よく見かけるエコ洗濯用洗剤。1.5L入りで、近所のスーパー価格は6.50ポンド(約880円 ※ )。一般的なものよりかなり割高です。

イギリスの水は硬水なので、掃除は石灰がたまる事との戦いでもあります。これまでも石灰を溶かしてくれるを掃除に使ってきたのですが、ネットで調べると、身近で安価なものを掃除や洗濯に使う方法を見つけることができました。

そこで買いに行ったのが重曹(Baking SodaまたはBicarbonate of soda )とソーダクリスタルズ(Soda crystals、 炭酸ナトリウムのことです)。特にソーダクリスタルズ はイギリスでは伝統的に掃除に多用されているんだそうです(知りませんでした)。

我が家の斜め向かいにあるホームセンター的お店に売っていましたが、

左から重曹、炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム(液体)、ホワイトビネガー。

まず安さに驚き! 重曹もソーダクリスタルズも1キロ1.5ポンド(約202円※)。ずいぶん節約できそうです。

しかし…せっかくプラスティックフリーのエコ洗剤を作ろうと思っているのに、左の重曹以外はプラスチック容器に入って売られているという…残念さ(涙)。

紙製の箱や袋に入ったものを探すところからすべてを始めるとなると、すぐにやりたくてもなかなかできないプラスチック削減。難しいです。

とはいえ重曹やソーダクリスタルズは洗剤を作る材料なので、こうしたものを買うことで容器入り洗剤を買わずに済むので「やや」削減にはなるはず。

そう信じて、我が家の小さなプラスチック削減取り組みを始めました。

現在の予想ですが、何かを手作りして代用可能な物事については楽しく削減ができると思うのですが、1番ハードルが高そうなのは食品。自分で生鮮食品を作れるわけではないので、販売の過程で多用されているプラスチック包装&容器を「絶対NG」にしたら、日々の食生活に困ってしまいます。

ゴミ削減に取り組むエコ生活を送っている人たちのYoutube等、参考にしています。こちらはエコ洗剤の作り方。重曹から炭酸ナトリウムを作る方法まで伝授しています。

その辺の状況も、今後よく見えてくると思います。プラスチックに溢れた世の中を「削減」のまなざしで見ることの大変さを、始めた途端に感じています。

これから、少しずつ頑張ります。

※:価格は1ポンド=約135円で計算しています。現在まあまあの円高です。

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