© matka All rights reserved.

ベランダで紅茶

20204/5

【写真交換日記207】from Tokyo「春のめざめ」

毎日、新型コロナのニュースに世界中の人が注目していますが、こうゆう危機的状況の中だからこそ、国ごとの施策に特徴が出るなと思います。日本では「アベノマスク」という揶揄も出るくらいの「なんだかな」な対応策ばかりですね。

今週末も「外出自粛要請」が都知事から発せられましたが、もう「要請」じゃなく「強制」(ちゃんと賃金保証もセットで)にした方がいい段階のように思います。

こんな状況の中でも、春はやってきました。週後半になってやっといい天気になったので、せめてベランダにて紅茶を飲みながら春を感じてみました。幸い、ベランダからは桜も見えるので、一人花見ということで。

桜
こちらはスーパーに買い物行く途中に咲いていた桜です

大々的に春を感じることができない今、映像で「春」を謳歌してみるのはいかがでしょうか(違う春の意味…)。
今回はロシアのアニメーションのオススメです。

======================================

春のめざめ アレクサンドル・ペトロフ監督
2006年 原作イワン・シメリョフ『愛の物語』

二度観なければならない。私は思わず二度観てしまった。

印章派の油絵のアニメーションのめくるめく世界は、あまりに目を奪われすぎて「心」がついていけない。

16歳の少年の「思春期」「性愛」、その「めざめ」の物語であるのだが、そんな題材は多分世界にごまんとあるだろう。しかし、「老人と海」でアカデミー短編アニメーション賞を受賞したこのロシアの監督の手にかかると、わずか28分の間に揺れる心、美しさと悲しみとが、洪水のように押し寄せて、溺れそうになる。19世紀末のロシアを舞台に、凝縮されたストーリー展開で主人公の「女性たち」への溢れる気持ちが、絵の動き(展開)によって感覚として入ってきて、心をかき乱される。

途方もなく時間のかかったであろう、「手仕事」による作品。色の補正などはPCを使ったようだが、細やかな表情や、縦横無尽な風景の移り変わりから目を離せず、アニメーションの真髄を堪能できる作品でもある。ロシアンティーを楽しむ食卓の風景もあり、甘いジャムを傍に、紅茶を飲みながら「動く絵画」を楽しめる作品。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

【podcast249】やっと映画「PERFECT DAYS」をみました。

今回はやっとこさ映画「PERFECT DAYS」を見たフローレンスが、まだ見てない耳さんに「見よう」という気にさせるべく話しました。

podcast248

【podcast248】通り過ぎられ県、静岡は穴場の観光地

静岡県へ来て1年が経ちました。週末様々なところへ遊びに行っていますが、探せば探すほど穴場スポットの多い静岡、そんな魅力を語ります。

【podcast247】もうすぐ政権交代かも…イギリス地方選挙2024がありました。

2024年5月2日にイギリスでは地方選挙がありました。イギリスは「統一地方選挙」ではなく、ほぼ毎年地方選が順次行われていくシステムです。

podcast246

【podcast246】映画「オッペンハイマー」鑑賞後あれこれ考えてしまうので話してみました

アカデミー賞受賞作品は劇場で観ることにしているワタクシですが、クリストファー・ノーラン監督作品でもあって期待大でした。3時間の大作ですが、劇場で鑑賞してその後もあれこれ考えられる、いまだに体験が続いているような映画です。そんなあれこれ考えたことを、イギリスで鑑賞したフローレンスさんと改めて話してみました。

【podcast245】イギリスの大掃除の季節は「春」その理由とは?

地球の反対側に暮らす イギリス在住の「フローレンス22世」と日本在住「豊里耳(とよさと みみ)」。 2人がぐるっと電話でつながりアレコレ話…

ページ上部へ戻る