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【デザイン・ギーク】東ロンドンの小さな出版社 by hanako
※【デザイン・ギーク】
「ギーク」とは「オタク」のこと。「いいなあ」「素敵だなあ」「ほしいなあ」と思ったデザインがらみのアレコレをここに記録。基本、好きなものばかり。
デザイン関連の本をリサーチしていたときに、ロンドン東部を拠点に夫婦で営む小さな出版社を見つけた。
「Hoxton Mini Press(ホクストン・ミニ・プレス)」
経営者のアンとマーチン↓
出版しているのはフォトブック。クオリティの高い写真とテキストで見せる本。こちらには「コーヒーテーブル・ブック」というカテゴリーの本があり、ソファー前に置くテーブルの上に置いておくのに相応しい「見せる」タイプの本を指す。
– インテリアとしてそこに置いておくだけで美しい、
– 何気なくソファーに座った時に手に取りたい、
– お客さんが来てソファーに座り、お茶を出すまでの間にパラパラと眺める
ホクストン・ミニ・プレスの本は、すべてではないもののコーヒーテーブルの上に置いておきたくなる本が多い。ハードカバーのしっかりした作りだが、サイズはそんなに大きくないので手に取りやすい。
テーマも一貫していて、「ロンドン東部」にまつわるものがほとんどだ。
「ロンドン東部」といってもいろいろある。中心部に近いところから、ずっと東、となりのエセックス州に差し掛かるところまで幅広い。なので「ロンドン東部」をひとくくりに語るのは難しいが、共通するのはアートやデザイン関連のスタジオが多く、さまざまな人種が入交、つねに動いているエリアであること。とんでもなく洗練されたものから、昔から何ひとつ変わることのないもの、おしゃれなストリートからうらぶれた路地裏まで、一言でいうと「多様」。
そんなロンドン東部をさまざまな角度で切り取りつつも、そこには2人が表現したい(のであろう)センスが見て取れる。
いくつかの本から同社のインスタグラムで紹介されている画像を紹介。
『East London Swimmer』
『Unseen London』
『I’VE LIVED IN EAST LONDON FOR 86 ½ YEARS』
東ロンドンに86年と半年住んでいるおじいさんのポートレート集。
『Sisters』
『Startup London』(最新刊・近日発売)
経営者夫婦のインタビュー記事もなかなか面白い。素敵な自宅にお住まいの様子。
いつか取材してみたい。

【podcast196】映画『BLUE GIANT』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』から感じた夢と目標の置き場所
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【Podcast195】故ジャニー喜多川氏の「ある疑惑」に迫るBBCドキュメンタリー
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【podcast194】私たちの好きなナレーター、ナレーション
以前から自分の声や話方にコンプレックスのあるワタクシ、いい声や話し方に対して憧れが強く、普段テレビ番組やラジオを聴いていてナレーションを気に掛けることが多いです。一方、ドキュメンタリーを数多く視聴するフローレンスさんもナレーションの重要さを実感していて、2人で好きなナレーターについてあれこれ話してみました。