© matka All rights reserved.

【案外美味しいイギリス】「茎付き芽キャベツの美味しさにのけぞったクリスマス」
現在ロックダウン中のロンドン。誰にも会えずに静かに過ごしたクリスマスでした。イギリスでは12月25日と26日(ボクシングディ)が祝日ですが、今年は26日が土曜だったので、28日(月)が振りかえ休日。
終わってしまうとなんだか寂しい気がするところがクリスマスの凄さなのだなあと思う、クリスマス明けの本日29日(火)。久々の平日です。わたしも夫のヒトも、普通に働いております。
今年は例年以上にまったく力の入らないクリスマスを迎えたわたくしでしたが、「こんなときだからこそ例年以上に頑張ったクリスマス」を迎えた人も多かったようです。飾りつけや料理など、頑張った成果がSNSに上がっていて、楽しかったです。
うちは24日は残り物のカレーとか食べてたし(笑)。
25日だけ、毎年焼いているローストビーフを食べました。テーブルセッティングも全然せず、ちゃぶ台でお箸でつつきながら、日本のM1見てたしね。ローストビーフ以外は平日でした。

↑毎年作っているローストビーフ。研究のってほどでもないのですが、数年作って「25分で作れる、絶対失敗しない超簡単レシピ」を編み出しました。もう1度作ってちゃんと写真撮影したら、レシピもご紹介します。失敗しようがないレシピです。写真がいまいちですみません。なにせ普段着夕食だったもので…。
近所の肉屋で買ったサーロイン1キロ。美味しそうなお肉だったので、レアにしました。肉汁でないのに、食べるのジュ―シー、今年もお肉屋さん、美味しかったです。2日かけて食べました。
しかし今年の我が家のクリスマスディナーハイライトは実はローストビーフではなかったのです。
この時期のロースト料理の付け合わせとして欠かせないのが芽キャベツ。英語では「Brussels Spraut」と言います。訳すと「ブリュッセルの芽」。なぜブリュッセル?なのかと思って調べたら、wiki情報によると単に「昔、ブリュッセルで人気の野菜だったから」というシンプルな説明でした。
いつもは袋入りや量り売りのものを買うのですが、

↑近所のスーパーで袋入り。

今年は見た目がかわいい茎付きの芽キャベツを買ってみました。


初めて茎付きの芽キャベツをみたとき「こうやって実るんだ…」と驚きました。
こちららの茎つき、ややお高級なスーパー「Waitrose」で1.50ポンド(約210円)。普段利用している激安スーパーの袋詰め(ほぼ同量)はなんと14p(約20円)!
見た目は可愛いけれどお値段10倍の茎付きですが、味はどうなのでしょう?
食べてみてびっくり。
茎付き芽キャベツの甘さ、歯ごたえのホクホク感、
ものすごく美味しい!
茎付きだと直前まで生きてるってことなのでしょう。みずみずしさをキープしているので、乾いた感じが一切なく、茹でたてはホックホクなんです。
お値段10倍っていっても210円なんですが、10倍の価値はありました。
1つ1つの芽をナイフで切り、塩ゆでし、バター少々で絡めましたが、これだけで本当に美味。ご馳走。1個食べて、すぐにまた1個…と手が出ます。
ゆでたて枝豆に匹敵する美味でした。
茎付きには見た目だけではない意味があるのだと…納得した今年のクリスマス。とはいえ安さと便利さもあるので、通常は茎なしのもを今後も買うと思いますが、たまには茎付きもいいな。
やみつきになる美味しさです。日本でも茎付きが手にはいるなら、ぜひお試しくださいませ。

【podcast298】ウスターソース&中濃ソースを手作りしたら「モヤモヤ」した。
長くロンドンに暮らしているわたくしフローレンスですが、日々の自宅での食事は「なんちゃって和食っぽいもの」も含む「和洋折衷ゴチャゴチャ料理」です。

【podcast297】アンチエイジング or アンチアンチエイジング(あらがうかありのままか)?
日々徒然に考えてしまうのが、アンチエイジングについてのことです。年を重ねるのは当たり前のことですし、健康第一なのですが、美容的に「どこに落としどころを置くか」という自分に納得のいくところを「抗いたい」と「自然体でまあいいか」の間で模索する日々。

【podcast296】イギリスのパーティシーズン到来!パーティ料理修行中です。
イギリスにやっと暖かい季節が来ました。ガーデンパーティがこれから増えるのですが、非日本人パーティに持って行く「パーティ料理」は、日本人相手のそれとは異なるのです。

【podcast295】漫画・アニメ『チ。-地球の運動について-』ついて
前回のフローレンスさんの新ローマ教皇についての話題からの流れを汲んで、最近読んだ漫画『チ。-地球の運動について-』についてあれこれ話してみました。物語は15世紀のヨーロッパを舞台にしたフィクションですが、当時の人が地動説を説くことの困難な状況を鑑みることができ、しかし、人の思想の多様さや自由さを誰にも抑えることはできないと思える作品でした。

【podcast294】新ローマ教皇レオ14世+映画「教皇選挙」について話してみた。
新教皇が誕生して1週間。耳さんも映画「教皇選挙」を見に行ったとのことで、改めて新ローマ教皇・レオ14世はどんな方なのか? また映画「教皇選挙」にまつわる疑問等を話しました。