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親子でも独りでも楽しめる、冬の一気見オススメアニメ
昨日、超遅ればせながら劇場版『鬼滅の刃』無限列車編を観てきました。興行収入1位を記録してさらに話題になったからか、はたまた年末帰省する人が少ないからか、公開後ずいぶん経っているのに観客で埋まっていました。劇場版『鬼滅の刃』と『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』については2つまとめて(斜め目線で)書きたいと思います。
今回は一気見しやすくて、親子でも楽しめる(もちろん独りでも)、冬のオススメのアニメをいくつか紹介したいと思います。
『風が強く吹いている』
三浦しをんさん原作の箱根駅伝をテーマにしたアニメ。全23話で一気に駆け抜けられます!
過去に怪我で挫折した寛政大学4年の清瀬灰二が、天才的な走りを見せる1年の藤原走に出会い、同じ寮の皆を巻き込んで箱根駅伝出場を目指す物語。
箱根駅伝を見ない人でも(私も見てない)、駅伝のスリリングさと駆け引き、そして何よりチームプレイであることの興奮を体感できます。いきなり「箱根駅伝を目指す」という「無茶な目標」が、ひとりひとりが少しずつ課題と向き合い前に進むことで「現実的な目標」になっていく過程が丁寧に描かれています。また、それぞれのキャラクターに共感する部分があり、最後の方(心の中で)独白しながらの走りにグッとくること必須です。走りのアニメーションも素晴らしく、自分は1ミリも動いていないっていうのに、登場人物たちと一緒に走ったような気持ちになります。もちろんアニメを見た後は実際に走りたくなる!
挫折をしても、目標を掲げ、自分と向き合いながら、仲間に気付きを与えられながら成し遂げようと奮闘する、こんな年始にふさわしいアニメは他にない!
公式サイトはこちら u-next、Hulu等で配信されています。
『ヒナまつり』
大武政夫さん漫画原作のアニメ。インテリヤクザの元に突如現れたサイキック少女ヒナ。独身を謳歌していたヤクザの新田は泣く泣くヒナと暮らすことに。やりたい放題のヒナに周りは振り回される日常コメディ。アニメは12話です。
空気を読まない型破りなヒナに爆笑させられつつ、クラスメイトの「瞳」が中学生ながら仕事でのし上がっていく様や、ヒナを処分するために組織から送られてきた「アンズ」がお金がなくて健気に働く様子など、なぜか「仕事とは何か」や「生まれた環境でその後の人生が決まること」について少し考えさせられてしまう。
最後12話の「雪まつり」まで、軽い気持ちで見れて、最後の最後まで笑わせてくれる『ヒナまつり』。この時期の一気見には最適です!
公式サイトはこちら Netflix等で配信されています。
『日常』
あらゐけいいちによる日本のギャグ漫画のアニメ。妄想がふくらみがちな夢見る女子高生「ゆっこ」とその友達の学校の日常と、「東雲研究所」の日常。シュールな日常が繰り広げられます。
ちょっとしたことから「ゆっこ」の妄想がぐんぐん膨らんで壮大な物語になったり、スベリ芸を繰り広げるドジだけど憎めない友人の「ゆっこ」、マイペースで変人の友人「麻衣」。3人の関係がとにかく面白く、同時に心地よい。また、「東雲研究所」の「はかせ」と「はかせ」が作ったロボットの「なの」。「なの」がとても良い子で日々「はかせ」のわがままに振り回されつつも穏やかな日常。シュールなギャグにニヤニヤ笑ってしまいながらも、たまにほろっとしたり、ほのぼのしたり。非日常的な今、このアニメを見ると「日常」の尊さや「友人」の大切さをより感じます。すごく特別なことがなくっても、「日常」って輝いてるんだな。と柄にもなく思ってしまいます。
公式サイトはこちら 全14話。dアニメストアやhulu、U-NEXT等で配信されています。
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家族で見て、いろんな視点で感想を話すのも面白いと思います。ではでは良いお年を。

【podcast196】映画『BLUE GIANT』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』から感じた夢と目標の置き場所
人生も長くなり、状況もどんそん変わっていく世の中で「夢」も変化していっているのかなと思います。最近のエンタメでも「夢」は持ちつつ、実際の「目標」をどこに置くのか。というリアルな課題が登場人物に課されることが多いなあと思います。そのことを考えるきっかけになった2つの作品を紹介しながら、あれこれ話してみました。

【Podcast195】故ジャニー喜多川氏の「ある疑惑」に迫るBBCドキュメンタリー
日本でも一部の人たちには話題ですが、3月7日(イギリス時間)に故ジャニー喜多川氏による性加害について取材したBBCドキュメンタリーが放送されました。タイトルは「プレデター:J-popの秘密のスキャンダル(原題訳)」。なかなかショッキングなタイトルです。

【podcast194】私たちの好きなナレーター、ナレーション
以前から自分の声や話方にコンプレックスのあるワタクシ、いい声や話し方に対して憧れが強く、普段テレビ番組やラジオを聴いていてナレーションを気に掛けることが多いです。一方、ドキュメンタリーを数多く視聴するフローレンスさんもナレーションの重要さを実感していて、2人で好きなナレーターについてあれこれ話してみました。