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【朝のコーヒー午後のお茶】夏の癒しに最適。冷たいアイスティーと「濃厚アプリコット・ジャム」
普段はミルクティー派のわたくしです。しかし甘みとの組み合わせによっては「断然ストレート・ティーがいい」場合もあります。
特に「練り物(ペースト)系」の甘みと紅茶の場合は断然ストレート。かな~りガッツリ濃い目に淹れて、スプーンで舐め舐め「練り物」の甘みを楽しむのがいいのです。
ヨウコさんも試した「ハルヴァ(↓)」もその一例ですが、
ピーナツバターを舐めながらの紅茶も大好き。
↑こちら、私が大好きなWhole Earchのピーナッツバターです。ダークローストのピーナッツを使い「つぶつぶ」が残った状態でペーストになっています。
そして最近の私のお気に入りはこちら。Bonne Maman(ボンヌママン)の「アプリコット・インテンス」です。
ボンヌママンはフランスのジャム&菓子メーカーですが、イギリスでもスーパーで手に入ります。日本でもS&B食品がライセンスしており、「アプリコット・ジャム」は日本でも購入可能です。
しかし残念ながらこの「アプリコット・インテンス」は未輸入のようです。
「インテンス(intense)」は直訳では「集中した」という形容詞ですが、食べ物の場合は「凝縮した」というニュアンスです。普通のジャムと「インテンス」の何が違うか?というと、「インテンス」シリーズは砂糖控えめで、その分、果肉の味が強いところなのです。
食べてみると「杏を煮詰めてジャムにした」というよりも、「干し杏をペーストにした」という感覚。杏の甘酸っぱい味がギュッと凝縮しているのです。
パンやクラッカー、パンケーキに塗ってももちろんおいしいです。
でも私は鮮烈で濃い杏の味を楽しみたいので、何もつけないでこのままちょっとだけスプーンですくい、舐めながら紅茶を味わうのが大好きなんです。
ロシアではジャムを舐めながら紅茶を飲むようです。ポーランドなどの東欧では紅茶にジャムを溶かすようです。
暑い季節になったら、アイスティーと合わせます。アイスティーとの相性も抜群です。
紅茶の中に入れて溶かしても美味しいのですが、味が薄まってしまうのでもったいない気がします。なので私が断然「スプーンで舐める派」。
これからの季節、夕涼みの時間に冷たくて濃いアイスティーとアプリコット・インテンスは最高の癒しです。
↑キンキンに冷やした紅茶と合わせて。
日本よりもずっと涼しいけれど、普通の家庭にはクーラーがないイギリス。「あっついな~~~」と思った日、ちょっとお疲れ気味の時、キンキンに冷えたアイスティーを美味しくれて、アプリコット・インテンスを舐めるのは至福の時間。
まるでゼリーを食べるようにどんどん食べてしまうので困ります。
あっという間に1瓶が空っぽ。
爽やかな香りと味についつい騙されスプーンが進む、ちょっと危険な食べ物なのです。
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