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【本のはなし】怪談話よりもゾッとする。すぐそこにいる“誰か”の意外な秘密――『古本奇譚』(出久根達郎)
うわさ話というのは、楽しいものである。「うわさ話も悪口も一切言わない」的な素晴らしい人にたま~に会ったりするが、私は絶対にそんな人格者にはなれない。

【コーヒーと本】うだる暑さの日に読みたい、身も心も凍る本『凍』by 沢木耕太郎
よく「体を動かすのが好き♡」という人に会うのだが、私はこういう人の気持ちが全然・まったく・ミジンコグラムほども理解できない。 なぜな…

ミステリー界の重鎮も脱帽のトリック!小説『皇帝のかぎ煙草入れ』
時間と場所を忘れる小説といえば、海外の極上ミステリーかと思います。ミステリーの醍醐味はなんと言っても、犯罪のトリック。トリックの出来によっ…

言葉にならない感情が込められた線。グラフィックノベル『サブリナ』
このところ、積読を解消すべく読めていなかった本をガンガン読んでいこう!とひとり息巻いているのですが、本ってそんなに「ガンガン」読めないもん…

【podcast53】「『すーちゃん』シリーズを読んで思うこと」
家で過ごす時間が長いこの頃。本や漫画をいつも以上に楽しんでいる人は多いのではないでしょうか?今回は益田ミリさんの人気マンガ『すーちゃん』シリーズについて話しました。

【朝のコーヒー、午後のお茶】「競売ナンバー49の叫び」を再読
私は漫画は何度も読み直すことがあっても、本を再読することはほぼないです。なのですが、たまに、簡単に読み解くことができない本は時間を置いて再びページを開くことがあります。

【朝のコーヒー、午後のお茶】眉間に皺寄せ漫画を読み解く『The British Character』
このところ、イギリスの風刺漫画本をよく眺めている。 『The British Character(イギリス人の特徴)』と題し…

【朝のコーヒー、午後のお茶】甘い記憶とマザーグース、そして40年目の真っ赤な真実
これから書くのは今から40年ぐらい前、ほんの20分ぐらいの小さな家族のひとコマだ。ほんのわずかの時間の出来事なのだが、私はなぜかこのときのことを折に触れては思い出し、長い時間を生きてきた。